月を癒す
私たちは
「魂の軌跡の中で未消化のままになっている傷から生まれた思い込み」を持っています。
その理由は
これ以上傷つかないため
これ以上苦しまないため
自分を守るために思い込みを作ります。
例えば、過去世で親に捨てられ孤児となり辛い経験をした人は
もう今世は親に捨てられまいとして「親の言う通りに生きねばならぬ」「親を喜ばせるために生きよう」などの思い込みを作ります。
そして気づけば、自分のためになんて生きることはすっかり忘れ
何歳になっても親の顔色を気にして、親が喜ぶような選択をする。
でも当然、魂は「その生き方じゃないでしょ!自分のために生きたいのに!」と騒ぐため
親に自分の意見を言おうとしたり、親の希望より自分の希望を選ぼうとしても過去世の辛い記憶が蘇り
「絶対に無理!そんな事出来ない!」となっては、また親の顔色を伺う。
でも、こんな人生は良くない親から離れなきゃと結婚しても、パートナーに見捨てられたくないと思っては
パートナーの顔色を伺い、パートナーを喜ばせることに注力してしまう。
結局、結婚というライフステージは変わったとしても、相手が親からパートナーに変わっただけで、やってることは同じまま。
ここで起きていることは、この人は令和という時代を生きながらも、生き方は過去世のままということ。
全く今を生きていない。
よく、スピリチュアル系で「今を生きる」と言われますが、過去世を生きている状態の人は、どう頑張っても今を生きることはできません。
* *
ここをどう越えるか?
過去世の繰り返しを終えて、自分らしく生きるにはどうしたらいいか?
その時に出てくるのが「月」です。
自分のネイタルの月を癒すこと。
だからと言って、ただ月星座を知って、月星座を満たせばいいって話ではありません。
現実から引き出されているマイナス感情にしっかり向き合う、という事。
一つ一つの感情に丁寧に向き合うことで、過去世の傷を現世の自分が癒すこと。
時間はかかるけど、コツコツと丁寧に、丁寧に自分の感情を通じて魂に向き合う。
そして、過去世が癒されていくと思い込みが要らなくなり、魂は思い込みの鎧から自由になり
「ありのままの自分」に生まれ変わります。
この時に初めて、パートナーと適正な関係を築き、パートナーと融合する事で自分に変容を与えられ
変容した自分だからこそ宇宙と共同創造しながら、地球と宇宙の波動上昇に貢献できる(魂の願いの実現)
魂の願いを叶えたい、幸せになりたいなら
まずは月から始めることです。
思い込みに支配された生き方から、でも思い込みを捨てるのでもなく思い込みを自ら統合すること。
これを終えない限り、過去世から受け継いだ思い込みの繰り返しのままです。
月・蟹座・4ハウスの学びを終えないと獅子座(人生を創造し、自分を輝かせる)に移行は出来ないのです。