弥生時代の遺構
昨今は吉野ヶ里遺跡にて大発見が報道されています。
実はこの小値賀島でも弥生時代の遺構が発見されています。
これは弥生後期のもので、子供の甕棺墓だと推測されています。
地質が酸性のために遺骨の発見は厳しいそうです。この壺の縁の形状から北九州市から運ばれたものだそうです。
本来は食料の貯蔵に使っていた土器ですが、それを甕棺に流用したそうです。
吉野ヶ里遺跡。
私も昔からここが邪馬台国ではないかと思っています。
いやそうであって欲しい。
この島にも古墳群があります。
同じく弥生前・中期のものだと言われています。
長年の風雪に耐えかねて、表土が失われて石室遺構だけが残っています。とはいえ吉野ヶ里遺跡と同時代に、ここでも人間の生活があり稲作の証拠も発掘されています。