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一里塚

 今日でnoteの2周年を迎えました。
 中学生の頃から小説みたいなモノを書いていましたね。
 当時の担任から「文筆で食べていきたいのであれば、毎日最低5枚の原稿用紙を書けないと駄目だよ」と言われまして。
 しかも教諭でありながら、直木賞のノミネートに上がる先生の言葉は重いモノでした。
 20代前半にはアルバイトしつつ、ミニコミ誌の連載を3本、地方FMの原稿とか、とにかく枚数をこなしてましたが才能の無さに諦めました。

 その後はまともに社会人。
 40歳から学習塾を開業しました。
 子供たちと話題を合わせるために、暫く離れていたアニメやマンガ、ラノベを読むという生活が始まりまして。病気が再燃して、ミニコミにも連載をまた始めていました。
 やはりコロナ禍という世界的な災難。
 人生の岐路を迎えて離島に移住して。
 コンビニもなければ本屋もない。信号機も2本だけという過酷な環境で。活字渇望症に陥っていました。
 そこでかつての教え子から、「もう一度書いたら?わたし先生の文章好きだったな」という言葉を貰いまして。
 あれから2年になるんだなあ。
 一里塚を迎えた心境です。
 


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