見出し画像

【知育✖絵本】初めて聴く声✨胎児向け絵本の読み聞かせのススメ✨

今回のテーマは
『胎児向け絵本特集』です✨
胎児もちゃんと耳が聞こえています。

絵本の読み聞かせをするなら、
ぜひ胎児のときから
スタートしてみましょう✨

胎児に読み聞かせをするメリットも
後述していきます🍀✨

画像2


🧩【絵本を読むと子どもにどんな効果があるのか】

絵本の効果や絵本の魅力については、
【こちら】で詳しく解説しています。
お時間のあるときに読んでみてください✨

画像3


🧩【そもそも胎児って聴こえているの?】

🌱まずは形がつくられて…

おなかのなかで、
赤ちゃんの耳が形つくられるのは
妊娠後10週から✨

ただし、まだ形ができただけで、
すぐには聴こえません。

音が聴こえてくるようになるのは
妊娠20週~25週にかけて。

これ以降、音が聴こえるようになります。

🌱音が聴こえるといっても…

胎児の耳が完成しても、
外界の音がはっきりと
聴こえてくるわけではありません。

羊水に包まれ、
その周りを膜でつつまれ
さらに母親の脂肪でつつまれ
実際に聴こえてくる音は
かなりくぐもった音になるようです。


それでも、
女性の声(平均220ヘルツ)であろうと
男性の声(平均125ヘルツ)であろうと
赤ちゃんには届いています✨

お母さん、お父さんの声が
お母さんの心臓の音、
血液がめぐる音といっしょに
赤ちゃんの耳に入っていきます。

画像1


🧩【胎児に読む際の3つのポイント】

ポイントを3つ、押さえておきましょう。

🌱ポイント①「リズムは聴こえている」

くぐもった音に聴こえて、
言語としてははっきり聴こえなくても
リズムは聴こえます。
心地よいトーンで抑揚がある音は
伝わっています。

絵本選びの選定のポイントとして、
言語のトーンの心地良さが
大きなポイントになります。

🌱ポイント②「習慣化」

胎児に向かって読み聞かせをする
というのは、人によっては
最初は恥ずかしいかもしれません。

ましてお父さんは、
自分で重みを体感することができない
見えない方向へ話かけることに
より気恥ずかしさがあるかもしれません。


誰もいないように見えますが、
しっかり胎児に届いています。
音は聴こえています。

たくさんの本を読み聞かせるのではなく、
自分が読み聞かせなかで、
しっくりきた1、2冊を選び、
それを軸に読み聞かせをしていくと、
胎児も聞きなじみがでてきます。

読み続けることを習慣化していくことで
生まれてきてからの読み聞かせも
スムーズにつながっていきますよ✨


🌱ポイント③「心の安定」

胎児に読み聞かせをする際は
意識的に、あるいは無意識に
リラックスして臨んでいます。

『どう読まれると、
 赤ちゃんが心地よいか』
を考えながら
読み聞かせをすることは、
赤ちゃんの心の安定につながるとともに
自身の心の安定につながっていきます。

お父さんが、読み聞かせに加わると、
より一層、親子の絆が深くなり、
気持ちが安定していきます。

安定と対極にある”ストレス”
母体にとっても
胎児にとっても良くありません。

瞬間的に多量のアドレナリンが分泌され
胎盤を介して血流に入っていったり、
子宮を収縮させるホルモンが働くそうです。

習慣化された絵本の読み聞かせを
親子で楽しむというのは、
心の安定につなげるツールとして
大きな効果があると言い切れます。

画像1


🧩【では、なにを読めばいいのか?】

はっきりとした音で聴こえていない
赤ちゃんに対して
どんな絵本を読めばいいのか…?

先ほどの

🌱リズム
🌱習慣化
🌱心の安定

3つのポイントを考えたときに、
”継続性”という視点が出てきます。

心地よいトーンで聴いた
習慣化されていて、
心が落ち着く絵本は
生まれてきてからも継続して
読んでいきたいもの。

逆算すると、
”0歳児向けの絵本”を選定すると、
命が誕生した後も
1年同じ本を親子で共有することができます。

胎児に読み聞かせをつづけ、
生まれてすぐに同じ本を読むと
どう反応するかという実験がありました。

そのときにお母さんが読んでいたのは
【ごあいさつあそび】でした。
たくさんのかわいい動物が
元気にやさしく
あいさつをしていく絵本です。

誕生後、
ほかの絵本を読んだときと
『ごあいさつあそび』を読んだときと
脳波を比較すると、
『ごあいさつあそび』を読んだときに
安心ややすらぎを示す脳波が
検出されました。

言葉は聴こえなくても
くぐもった音でも
馴染みのトーンだったお話が
生まれたあとには
よりクリアな音としてはっきり聴こえる。
あかちゃんからしてみたら
これは本当にうれしいことではないでしょうか。


私のおすすめは次の2冊です。

🌱【あかちゃんのうた】

松谷みよ子さんの
心地良いことばがならんでいる詩集です。

たくさんの詩がありますが、
これらのなかで、
もっとも自分の読みやすくふさわしい
詩を選ぶのがおすすめです。

私も読んでみましたので、
読み聞かせ方のサンプルとして、
聴いてみてください。

☑️【読み聞かせ】『あかちゃんのうた』


🌱【いいおかお】

もうひとつ、松谷みよ子さんの絵本から
『いいおかお』です。
こちらも心地よい言葉がならびます。

”ふうちゃん”のいいおかおにつられて
いろいろな動物たちがやってきて、
まねっこしていいおかおをしていると
おかあさんが、いいおかおにつられて
みんなにビスケットをくれるという
あたたかい小さな物語です。

参考にされてみてください。

☑️【読み聞かせ】『いい おかお』

画像1


🧩【おわりに】

今回は胎児向け絵本の読み聞かせについて
記事を書きました。

胎児って聴こえているの?
というところからはじまり、
家族で読み聞かせをする意味や大切さ、
絵本の効果とおすすめの絵本を
紹介しました。

これから赤ちゃんを迎える方や
親と子の絆を深めることの再考に
つながるきっかけになれば幸いです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀✨


参考URL
公益財団法人 母子衛生研究会
育つ育てるふれあいの子育て
ダイアモンドオンライン


🧩【知育×絵本】絵本の世界📚✨
☑️絵本の魅力を解説!読むとどうなる? 
 → おすすめ✨まずはこちらから🍀
☑️"0歳児向け絵本" 間違いないベスト3超解説
☑️子ども50人相手の状況で使う最強の絵本3選
 →pv数No.5&スキ数No2✨
☑️【中級~上級者向け絵本に挑戦!】3選
☑️【大人も怖い最恐の絵本3選】 
☑️【心躍る冒険!3〜4歳児向け絵本3選】
☑️【子どもと一緒に読む夏の絵本特集】
☑️【心揺さぶられる感動する絵本特集】

→📚〘絵本マガジンはこちらから〙


🧩そーやの全記事サイトマップはこちら】から
🌎そーやnoteの歩き方♪』

画像6



この記事が参加している募集

サポートありがとうございます✨ いただいたサポートは、 おもちゃコンサルタントとして必要な研究費、 今後の記事の資料購入費に充てさせていただきます。