年末年始の話 他

明けましておめでとうございます。
しばらく記事の投稿が無いまま、すっかり年も明けてしまいました。
それでは2022年最初の記事です。

年末年始の話

一人きりになった私は、年末はTwitchでRTA in Japan、年明けはレイドRTAと、まさにRTA漬けの日々を過ごしていた。
そのイベントを見終わった私は、一つの目標を立てる。
2022年の内に、何かのゲームのRTAを走りたい。
2021年、圧倒的にネガティブな話題が多かったが、漠然としながらもいきなり前向きな目標を立てることができた。
この点では幸先の良いスタートを切ることができたと言える。

しかし、悪い話題もある。

体調についてだ。
世間が仕事納めになった頃から、明らかに一段階体調が悪くなったように思える。
近所に買い物に出掛けるだけでめまい。
家の中で作業をしている時に上を向いたり下を向いたりするだけでめまい。

そして年が明けた元日の事。
隣町にある私の実家へ車を運転して向かっていたのだが、20分程して隣町に入った頃に、心拍数が上がりだし、動悸がし始めた。
その後、間髪入れずに手足が痺れる。
そして吐き気。
この時の吐き気は本当に中身が出てきそうな吐き気だった。
そう、完全に乗り物酔いだ。

実家まであと5分位だったが、どうにも持ちそうになかったので、路肩に車を止め、車を降りて休憩した。
その時に持ち歩いていた酔い止めも飲んだ。
10分位休憩して治まってきたので、再び実家を目指した。
さすがにその後5分の運転では何事も無かった。

そして、実家で数時間過ごした後、帰宅することになった。
途中実家の近くの店で買い物に寄り、再び出発した直後の事である。
また動悸がし始め、手足が痺れ始めた。
まだ自宅まで20分以上掛かる。
今日このまま帰れないかもしれない。
そう思ったが、自宅のある町に入った途端、スーッと治まった。

ひょっとして土地が合っていないのか?
そんなことあるのかな。
ちょっと待て。
そんな事より、酔い止めが効いていない。
非常にマズい状況だ。

その翌日、嫁の実家に行く事になった。
嫁の実家は自宅から10分もあれば着く。
昨日の私の実家に比べれば楽なものだと思った。
が、実際はそうではなかった。

自宅を出て5分程走ったところでもう動悸がし始めた。
でももうすぐ着くので行くしかない。
幸いそれ以上症状は悪化することなく、嫁の実家に到着した。

それ以来、もう車を運転するのが怖くなった。
本当に徒歩圏内しか行動できなくなってしまった。

精神科を受診した話

1月4日。
待ちに待った精神科の受診日だ。
予約してから1か月。
長い1か月だった。
その間、色々な事が起こった。
たった1か月でこれほどの事が起こるのかという程だった。

今日は嫁も付き添ってくれることになっていた。
今は別居中なので、現地集合した。
私はもちろん徒歩で向かった。
自宅から15分程の所にある。
正直徒歩でも不安だったが、なんとか体調も大きく悪化することも無く到着した。

この日は年明け最初の開院とあって、多くの人で溢れていた。
私の予約時間は9時半だったが、予診が始まったのは10時過ぎ。
本診に至っては13時半になろうとしていた。

予診では前回(8月)の受診から今までに起こった出来事を話した。

そして、本診。
8月に受診した時と同じ担当医だった。
予診と掛かりつけの耳鼻科からの紹介状に目を通しながら、予診と同じ内容を繰り返し伝える。
掛かりつけの耳鼻科の先生からは、頚性めまいに効く薬を試してほしいという内容の紹介状を書いてもらっていたはずなので、まずはその薬を試すことになった。
処方されたのは、セルトラリンという薬だ。
本来であれば抗うつ薬なのだが、他にも多様な治療で用いられるらしい。
ただ、効能が効能なので、1日1回、半錠から試すことになった。

と、ここで担当医が締めようとしたので、今仕事に行けず休職中である旨を伝え、何か診断は下りないのかと尋ねた。
ところが、今の症状が本来のめまいによるものなのか、精神的な要因が強いのか、今日の診察だけでは判断できかねるらしく、1週間薬を飲んでみて様子を見たいとのことだった。
私は今日、間違いなく何らかの診断が出ると疑わなかったので、戸惑いを隠せなかった。
「診断書が無いと休職できませんよ」
と念を押したがダメだった。

さあ、予定が狂った。
会社になんて電話しよう。

帰宅して、会社の上司に電話を掛ける頃には夕方になっていた。
今日はまだ休みだったので、携帯に電話を掛けた。

今日の診察では診断が出なかった事。
薬を飲んでまた来週診察を受ける事を伝えた。
すると、上司からこのような回答が帰ってきた。

「診断書が無ければ休職する事はできない」
「去年はほとんど仕事に出れていないから新たに有休も付かない」
「このまま在籍し続けても収入も無く、保険料や年金や税金が引かれるだけだ」
「もう見切りをつけた方がいいのではないか」
「退職後、厚生年金に入り続けるか、国民年金に切り替えるか、今月の締め日までに決めておきなさい」
「自分を第一によく考えなさい」

まさかの退職勧告。
もし、20日の給与の締め日までに診断書が出なければ退職することになる。
まあ、会社に行けなくなった当初は、すぐにでも辞めてやるつもりだったけど、いざそう言われると少し寂しくなる。
でも、以前も書いたかもしれないけど、丸1年ろくに仕事に出れていない状態なので、既に退職または解雇されてもおかしくない状況だ。
会社もよく我慢してくれたのかもしれない。

リミットまであと2週間。
次回の精神科の受診は1月13日。
実質次が最後のチャンスだ。

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