幼稚園教諭として働いて適応障害になるまで
きっと今、幼稚園や保育園の保育士として働こうと頑張っている人が沢山いると思います。
私は、幼稚園教諭になって4ヶ月で、適応障害になり仕事を辞めました。
私の働いていた幼稚園は、クラス担任が5人、パート2人、預かり専門のパート2人、事務1人の結構ギリギリな園でした。
1人でも休んだら手が回らないような仕事環境で、残業と持ち帰りは当たり前で、休みの日も仕事をしなければ終わらない所でした。
新卒1年目で、クラス担任を1人で任されていて、相談する相手もなく、毎日が試行錯誤でした。
そんな中で、理事長や主任からは「他の先生なら出来る」や「誰がお金を出しているんだと思っているんだ」と言われることがありました。私の園では、特殊な教育をしていて、新卒の先生が行った保育を見て考察をするのが、月に2〜3回ありました。
その考察は1回に3時間以上かかり、個室で行われるので、その時に机を叩きつけられて、「何考えてるのか言ってみろ」や「教師としての実力が足りないからだ」と言われていました。他にも様々なことを新卒で入った4月から、退職する8月まで言われていました。
毎日の仕事に追い込まれる中で、毎月それを言われる。家に帰ってからも休まる余裕もない。私自身、仕事が遅くて締め切りに間に合わない。
他の人はできるのに、私はできない。
そうやって考えているうちに、息抜きが出来なくなって、趣味のゲームや小説を書くこともやめ、オンライン飲み会なども出来なくなりました。
4月を過ぎた時点でもう辞めたいとおもうようになり、私は入ったばかりだからそのうちできるようになると頑張っていました。
人と連絡することを避けるようになって、同期にも全然そういったことを言えなくなって、7月にはいる頃には、誰にも相談が出来ない状態でした。
きっと、周りからも見放されているんだろうと思うようになり、もう居ても仕方ないと思うようになりました。「子どもから信頼されていない」と考察のたびに言われるようになりました。私自身もそう思うようになりました。
7月に入ってから、「明日には死ぬからいいや」と思うようになり、仕事も手につかなくなり、職場に行くたびに吐き気がしました。
誰もいない教室で嘔吐くこともありました。
そうこうしているうちに、仕事に行けなくなって電話も出来なくて、泣いてばかりになりました。そして、ご飯も全然食べられなくて、病院に行きました。
そして、病院で適応障害と診断されました。
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