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フィンランド旅行で感じたこと

転職に伴い6月まで時間が空いたのでふと思い立ってフィンランドに行ってきました。

フィンランドは世界幸福度ランキングで7年くらい連続で1位となっており、サウナが生まれた国としてもとても気になっていた国です。

しかし場所は北欧ということもあって日本からだと片道18時間くらいはかかります。

もちろん航空券だって安くはありません。
ただ、何となく今この「行きたい」という想いを大事にしたほうがいいんじゃないという衝動が自分を実行に移しました。

目的はサウナに絞って4泊6日のフィンランド旅行に1人で行ってきました。

こうして日本に帰ってきてnoteを書いていますが、結論として感じたことが2点あります。

①新しい刺激は時間の流れを鈍化させる

時の鈍化は脳が普段処理していない刺激を受けることで時間の感覚がいつもよりも遅く感じることだと思っています。

普通に仕事、普段と同じ週末を過ごし方

をしているとある程度想像できるうえに慣れた作業を繰り返すことになります。

当然、慣れた処理は時間の高速化を意味します。

反面、慣れない刺激は時間を鈍化させ、より人生という時間の容量を濃くするような気がします。

②自分の新たな一面を発見する機会


もう一つが、海外という言葉や行動が制約された状況下では自分の新たな一面が見られるということです。

新しい一面とは伝わらない言語や適応できるか不明な環境で見ることができる自分の知らなかった自分です。

知ってる町並みでもなければ、どこでどんな料理を食べれるか、その味もわかりません。

普段はある程度予測できて、どのような行動を取ることが最適であるかをある程度分かっているので、ある種パターン化している部分もあります。

予測不能な環境だからこそ、違った考えや違った行動を起こせる海外という環境は知らない自分を知るという意味でも非常に価値あるものかもしれません。

フィンランドと日本の違い

フィンランドは世界の幸福度ランキングに連続で1位となっている国民が幸福を感じている国です。

初めてのアジア圏以外の国に行ったのですが、やはり日本とは空気感が全然違う感じがしました。

なんというか生き急いでいない感じがして、謎の余裕があるんですよね。ざっくりと感じたことを書いておきます。

人との交流を大切にしている

特に強く感じたのがサウナを利用していたときです。
日本では「ととのう」ことを目的としたリラックスするための空間というサウナが多いと思います。

しかし、フィンランドではどのサウナでも来た人同士がサウナ室で楽しく談笑し、外気浴では酒やたばこをみんなで楽しそうにやっていました。

サウナは社交場なんだなと。サウナ後のビールってめちゃくちゃうまいっていうのを知ったんで、ととのうことだけでなくそういった楽しみ方もあるんだなって思いました。

辛い冬季と穏やかな夏季の対比

私がいったのは気候が穏やかで日の時間が長い(’というかほぼ明るい)夏季でした。
夜22時とかでも、みんなテラス席などで集まって酒を飲んでるんですよね。

これは、とても寒くて日も短い冬季があるからこそ、この瞬間を楽しんでいるのだと思いました。

辛いサウナと水風呂を決めたあとにはおだやかな外気浴が待っているように、季節が極端な北欧の人々は1年のわずか3か月ほどの夏季をみんな共有して価値あるものに使っている気がしました。

外の明かりを取り入れやすい建物

フィンランドの住居するための建物ってガラス面がめっちゃ多いんですよね。しかもそのガラス面の部屋がリビング用になっていて家族とかで集まれるようになっています。

こんな感じ

日本は日のあたりが悪い建物(特に東京は)多いんですが、向こうでは自然の日光を大切しているのかそうした造りの建物が目立ちました。

他人を気にしないけど親切

周りに人がいても平気で恋人とキスしているし、家族でハグしたりしています。

あとはそんなに人に干渉しないような感じがしました。
ここは日本と近いかもしれませんが、いい意味であまり他人に興味がない感じがしました。

日本では他人の目を気にするあまり窮屈な生活を送っている人も結構いる印象ですが、フィンランド人はマイペースな。しかしながら困っているときは助けてくれたり心に余裕がある感じもしました。

絶対また北欧行きたい

他にも魅力的な国はたくさんあると思いますが、スウェーデン、ノルウェーなどの他の北欧の国にも行ってみたいですね。

特に今回は夏季でオーロラを拝めなかったので、次回は冬季に行ってみたいのと、キンキンの環境でサウナをキメて、本物の激寒の湖に飛び込みたいですね。

まずはお金貯めて、仕事頑張って、格ゲーも頑張って、たまーにこうした非日常を味わうことで人生を謳歌していきたいものです。

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