【太陽系#2】水星をテーマに話してみて知ったこと
太陽系について知ろう☆ということで、第一惑星である水星について、ルームのテーマにして、みんなで話をしました。その中で知ったこと、感じたことをまとめてみました。間違いなどありましたら、教えてください☆
第1回の太陽はこちらです↓
惑星の定義
2006年8月に国際天文学連合(IAU)で惑星の定義がされました。ということは、それまでは惑星の定義はなかったということなんですね。
「惑星とは太陽を回る天体のうち、十分な質量を持っているために、丸い形をしていて、周りに比べて圧倒的に大きく成長したものを指します」ということのようです。十分な質量、圧倒的に大きく成長という言葉が曖昧ですよね。まぁ、曖昧な方がよさそうですよね。
惑星は太陽の方から、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星と8つの惑星があります。水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)と呼ばれますね。
アストロアーツの基礎知識のページを見て復習していました。
水星は大気がない
質量が比較的軽いということもあり、大気をとどめておくことができないようです。大気がないことで、太陽の熱を直に受けるので、昼側は427℃、夜側は-183℃と、温度差が激しいです。とけちゃうし、こおっちゃいますね。
大気がないということは、火星に着陸したパーシビアランスのように、パラシュートを使って減速することなどはできないということです。人間が過ごすことを考えても、大気がないということは大きな障壁になりそうですね。
※厳密には大気は存在するようですが、ほかの惑星と比べるとほぼないということだと理解しました。
内惑星である
内惑星と外惑星という言葉があります。これは地球を基準にして、太陽側にある惑星を内惑星、太陽と反対側(外側)にある惑星を外惑星といいます。
内惑星の方が、地球から見たときの見かけの動き方は速く、いったりきたりします。水星、金星は太陽の近くにあって観測できないときもありますが、すぐに太陽の反対側にいったり、夕方に見えたり明け方に見えたりなど、どんどん変わりますね。内惑星はそのような性質があるということですね。
太陽と地球の間に来た時を内合、地球と反対側(奥側)にいったときを外合ということ、東と西に離れている「東方最大離角」「西方最大離角」という位置があり、そこにあるときに肉眼や望遠鏡を使っての観望がしやすくなります。※望遠鏡・双眼鏡で太陽を見ることは絶対にやめましょう。
地球型惑星
地球型惑星、木星型惑星という分類の仕方もあり、水星、金星、地球、火星を地球型惑星といい、地表が岩石などで覆われている惑星です。反対に木星型惑星はガスで覆われていて、地表がない?気体で覆われているということですね。僕の中では、着陸できるのが地球型惑星で、着陸できないのが木星型惑星という風に覚えることにしました。あと、天王星型惑星というのもあり、天王星と海王星がそれになりますね。メタンガスで覆われているということのようです。
大きさ重さ、自転
ここで水星の基本情報になります。直径は4879kmで地球の2/5くらい。重さは地球の1/18とかなり軽い。太陽からの距離は5790万kmで太陽と地球の距離の2/5くらい。2/5という数字が共通しているので、覚えやすそう。
自転周期と水星の1日
これがちょっと理解するのが難しかったです。水星の公転周期は88日で、自転周期は59日、水星の1日は176地球日ということなんですが、地球だと、自転周期は1日(24時間)で、地球の1日は日の出から次の日の出までで、同じく24時間ですね。水星ではそれが変わるということなんだと理解しました。
国立科学博物館の宇宙の質問箱で、解説されていたので、これがわかりやすい感じです。
衛星がない
衛星とは、地球の周りを回っている月のようなものですが、地球には1つ、火星には2つ、そして水星と金星には衛星がありません。木星や土星は反対に60個以上というたくさんの衛星を持っています。
水星が重力が軽いということや、近くに太陽があることなど、いろいろな理由で衛星が水星の周りを回るというのがむずかしいのかなと感じました。
探査機は2つだけ
今までに水星に行った探査機は2つ。マリナー10号とメッセンジャー。
初めて水星の近くにいったのが、マリナー10号。1973年11月2日に打ち上げられ、1974年3月29日に水星を通りすぎて太陽に向かったようです。2度水星とすれ違ったようですが、水星の同じ側しか照らされてなかったようで、表面の45%しか撮影できなかったようです。
メッセンジャーは、周回することができたようで、速度を調節するために、地球、金星、水星でフライバイを行ったようです。これで表面の95%以上の画像を作成することができました。
ベピ・コロンボ
今新しく水星に探査機が向かっています。2018年に打ち上げが成功し、2025年に水星に到達する予定。12のミッションがあり、なぜ密度が高いのか、核は液体なのか固体なのか、小さい惑星なのに、ほかの惑星が持たないような強い地場を持っている理由、オーロラなどは存在するかなど、探査する予定となっています。
クレーターの名前に日本人名
日本に関係する名前が水星にはたくさんあります。413個のクレーターのうち29個が日本人の名前のようです。
Akutagawa
Basho
Hiroshige
Hokusai
Murasaki
Saikaku
Souseki
など、様々な時代の絵師、作家の名前がつけられています。すごいですね!
黒田有彩もウーチュー部で水星のMV
お気に入りのYouTubeチャンネルである、黒田有彩さんのウーチュー部で、水星のミュージックビデオが公開されました。タイムリーですね!
ぜひ見てみてください!