たがか肩こりって思っていない?肩こりは心とカラダの疲れのサイン〜後編〜【漢方的ヘルスケア】
前回よりもっとも身近なカラダのトラブルであり
『あるのが当たり前』
と思われている症状『肩こり』についてお届けしております。
前回は『肩こり』が起こるカラダの仕組みと原因についてご紹介をしてきました。
今回は肩こりの原因についての続きと肩こり対策の養生法についてお届け致します。
今回は
たがか肩こりって思っていない?肩こりは心とカラダの疲れのサイン〜後編〜【漢方的ヘルスケア】
というテーマでお届けいたします。
【肩の筋肉が緊張する原因〜後編】
前回は肩こりがカラダにおこる仕組みから考えていき何かしらの原因で肩周辺の筋肉が緊張することで肩こりが起こるということを皆さんにお伝えいたしました。
肩周辺の筋肉が緊張する大きな原因を前回は
1)肩周辺筋肉の過度の負担
2)長時間の同じ姿勢
この2つご紹介致しました。今回はその続きで3つ目からご紹介いたします。
3)ストレスによる過緊張
今回最初に紹介する肩こりの原因である筋肉の緊張は『ストレスによる過緊張』です。
実はこれが前回、今回のテーマにもなっている
肩こりが『心とカラダの疲れのサイン』
という理由の1つです。
肩こりは交感神経と言って、アドレナリンを出してカラダの動きを活発にするときに優位になる神経が過緊張になっている大きなサインと言われています。
交感神経が優位な状態は以前にもお伝えしたことがあるとおもいますが、カラダが常にじゃんけんの『グー』になっているような状態です。
精神的なストレスや、痛みなどの身体的ストレスを長期で受けているとカラダの筋肉を緊張させる交感神経が常に優位な状態となり筋肉がこわばってしまいます。
怒ったり、ストレスフルな状態をマンガで描くといわゆる
『怒り肩』
のような肩をすくめたような状態になっていますよね。
こんな状態が常に続けば血流が良くなるわけもなく、どんどん筋肉が緊張して肩こりがひどくなります。
このストレスによる肩こりは大人だけでなく子供でも起こるのが特徴です。
小中学生でも気質的に緊張しやすい、気にしやすいお子様は肩こりも起こりやすいので、気をつけてあげましょう。頭痛などを定期的に訴えるようでしたら肩周りの状態をチェックしてあげてください。
4)冷えて肩の筋肉が過緊張
2つ目は冷えて筋肉が緊張する、これはすごくわかりやすいと思います。
寒い時は前述のストレスのときと同じく肩をすくめて縮こまりますよね。
寒い場所で仕事をしたり、衣服が無防備だったり、急激な寒暖差などでも肩こりがおこります。冷え性の方は特に注意が必要です。
5)姿勢が悪い
猫背などのように姿勢が悪くても当然肩に変な力が入ってしまって肩こりの原因となります。
【大切なのは原因をしっかり見極めること】
肩こりの場合多くの方がとりあえず湿布を張ったり、消炎鎮痛剤などが入った塗り薬を塗ったり、マッサージや整体などの施術を受けたりしてケアしていると思います。
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