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感謝とねぎらいの大切さ【漢方的メンタルケア】

☆頑張った自分をちょっとねぎらってあげよう

今回は

感謝とねぎらいの大切さ【漢方的メンタルケア】

についてお話をしたいと思います。


さぁ、今日は水曜日、週の真ん中、ハッスル水曜日!

みなさまよくぞ、よくぞ、今週も週の真ん中までたどり着きました。

どこかできいたこあるセリフですね。。。。

さて、週の真ん中とと聞いて

「あと半部もあるのか・・・」

と思う人もいれば「もう半分終わっちゃたんだ」という人もいると思います。

何でもかんでもバカみたいにポジティブになれとは言いません。「まだ半分か・・・」その気持ちも本当によくわかります。

どんな受け取り方でも良いのですがみなさんが頑張って頑張って、週の真ん中までたどり着いたのは事実です。

ぜひ今日まで頑張った自分をちょっとねぎらってあげてください。

今日はそんなねぎらいなどについてお話していきたいと思います。

☆みなさんと共有したい今回のお話は・・・

さて、今日は僕のところに漢方相談に来てくださっている方とのやり取りで、ちょっとみなさんと共有したいなぁ、ということがあったので、お話させていただきたいと思います。

先日、もう何年も前から美容や健康維持のために僕のお店にご来店してくださっている、フルタイムで仕事をして

まだ保育園のお子様を子育て中の女性のお客様から体調不良のご相談のLINEをいただきました。

状況をお聞きするとかなり、マックスで、いっぱいいっぱいで頑張っていらっしゃったんですよね。

朝も早く起きて、家のこと、子供の準備、洗濯、掃除、朝ごはんにお弁当、そして自分の身支度をして1日夕方まで仕事。

そんな毎日を過ごしているうちにいくらカラダのお手入れをしていても徐々に頑張りすぎていればほころびが出てしまいます。

そんな状況をお聞きして僕がLINEで

「相当頑張っているので少し休みが必要だと思います。ちゃんとしなくても案外なんとかなっちゃう、結果的に意外と大丈夫だった、なんてこともあるので、良い意味で家事や育児を手抜き、手間抜きして、少し自分の時間を作っても良いとおもいます。ホントに十分頑張っているので大丈夫ですよ」

とお返事をしました。

すると

『毎日これが当たり前、フルで頑張るのが当たり前で「頑張っている」って言われた記憶がないので、なんか気持ちがスッと楽になりました』

って言ってくれました。

☆頑張りすぎている自分に気が付かないことも

これと同じようなことって本当に全国で、世界中であるんじゃないかなぁと思います。

今回はたまたま女性の方なのですが、もちろん男性でも同じように頑張っている方もたくさんいると思います。

どうしてもちゃんとやらないと行けない、頑張らないといけない、そんな気持ちが強すぎて頑張りすぎてしまう。そしてそんな頑張りすぎている自分に気がついてない。

そこで周りが「頑張ってくれていること」を認めてくれていればまだ救われるのですが

多くの場合日頃から頑張っていると

それが当たり前になってしまい

周りの人も「頑張っている」「無理している」そんなことに気が付かなくなります。

もしかしたらこの方の夫さんも、けっして冷たい方とかではなく、いつも奥様がやってくれているので、それほど無理なく全部やってくれていると思ってしまっている、頑張っていることに気がついてないのかもしれませんよね。

これは家庭だけでなく、仕事などでもパッと見、簡単にやっていると

「あの人ならチョッちょっとやれば簡単にできるでしょ?」

なんて思われてかなり仕事を背負い込んでいる人がいるかも知れません。

☆簡単にやっているようでもかなり頑張っている人が多い

簡単にやっているようでも内情は無理をしていて、心身が疲弊して、気がついたら心もカラダもボロボロだった、、、、

あんなに元気だった人が急に体調を崩す

あんなにバリバリ元気に仕事やっていた人がメンタルの調子を急に崩す

頑張ってしまう人は周りに意外と頑張っている様子を見せません。

楽勝に見えるようでも決してそうではありません。

☆『ちゃんとやらないとダメ』という執着をなくすことも大事

今回は頑張っている人に対してちゃんとねぎらい、認めてあげる大切さについて考えてみましたが、頑張っている方も自分を追い込まないためにも

『ちゃんとやらないと気がすまない』

という執着をちょっとなくしてみると楽になると思います。

洗濯も、ご飯も、そうじも、育児も、仕事も『ちゃんとやらないと気がすまない』という方が頑張りすぎている方には多いと感じます。

もちろん素晴らしいことなのですが、心やカラダが疲弊している時はちょっとそこを緩めることも大事だと思います。

洗濯物だってたたまないで直接かごから取れば良いと思います。タオルだってそれでいいと思います。

文句言う人がいたらたたませればいいと思います。

ご飯だってたまにはインスタントやレトルト、出前だって良いと思います。毎日御飯作るのがどれだけ大変か?

今回は改めて言葉にしてちゃんと感謝すること、ねぎらうこと、この大切を僕自身も考えさせられましたが

声にだして「頑張っているね」「大丈夫?」って言うことで、ちゃんとやらないと気がすまない人、頑張りすぎてしまう人に

「あ、私頑張っているんだ」

とブレーキを掛けてあげることもできると思います。

ぜひ、皆さん、仕事でも家庭でも、当たり前と思ってやってくれていることも、実はすごく頑張って無理してくれています。

そして「手抜きしてもいいのに」と見ていても本人はちゃんとやらないと気が済まないので、自分では手抜き、手間抜き出来ない人がかなりいます。

むしろそちらのほうがデフォルトだと思ってぜひ

頑張りすぎてないか?

とか

大丈夫?

など声をかけてあげてください。

もちろん応援できることはしてあげることが一番ですが、物理的な手伝いが難しい場合でも声をかけてあげる、何より家族でも、スタッフでも、親でも子供でも、気にかけてあげる、ちょっとしたことが大切だと思います。

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