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漢方でセルフメディケーション〜今こそ家庭で中医学の知恵を活かそう〜未病先防〜前編〜【漢方的ライフスタイル】

さて

今回のテーマはとっても大切な内容になると思います。

どうしても普段から病気の治療、不調の改善にフォーカスした話が中心となってしまいますが、中医学の基本は病気の予防

防げる病は未然に防ぐ、これがもっとも大切なことです。

昔の素晴らしいお医者さんは病気になった人を治療する医者でなく、食養生などで病気にしない医者が最高の名医と言われていました。

そういう意味でも僕の仕事、漢方相談でもっとも大切な仕事は、今現在のつらい症状を緩和することはもちろんですが、その後に再発させないこと。

そして、まだ病気になっていない方に向けて情報発信を行って病気にしないことだと思います。

そんなわけで今回は

漢方でセルフメディケーション〜今こそ家庭で中医学の知恵を活かそう〜未病先防〜前編〜【漢方的ライフスタイル】

というテーマでお届けいたします。

#漢方的ライフスタイル

【本当のセルフメディケーションとは?】

今回は今こそ活用してほしい漢方・中医学の知恵、というテーマでお届けしたいと思います。

新型コロナウイルスは僕らの生活を本当に変化させました。

それまでは『風邪をひいたら病院に行けば良い』

と思っていた方がほとんどでしたが、このコロナ禍で

なかなか風邪を引いても病院に行けない

行きづらいという状況となりました。

そのため、昔のように、漢方薬で風邪の対処をしたい

普通の市販薬で風邪の対処したい

そういう方が非常に増えています。

また、これは風邪だけでなく、今までは国の保険行政の誘導もあり

『不調があれば病院へ』と考えていた方の多くが『予防』と軽治療は家庭で行うということを意識し始めたと思います。

「セルフメディケーション」

この言葉を多くの方が聞いたことがあると思います。

皆さんどんな意味かご存知でしょうか?

なんとなく意味はわかるかもしれませんが、多くの方が曖昧だと思います。

セルフメディケーションとは

自分自身で健康の管理をする

そういう意味があります。

ここで注意したいのが、この

『セルフメディケーション』

は医者や専門家に相談せずに、自己判断で病気や怪我などに関することを何でも自分で解決するというわけでは決してありません。

健康のことで何かあった時にどういう所に相談するべきなのか

どうすべきなのか

それを正しく判断する力を養いましょうということです。

【中医学の魅力を知ることはセルフメディケーションにつながる】

現在のコロナの状況で、医療機関への受診がしにくい事はもちろんですが、これから先の国の財政を考えるとどんどん医療機関への受診が厳しくなってくることは事実です。

国保も社保も自己負担金がどんどん増えて、今は現役世代3割負担、高齢者も収入によって1割〜3割と幅がありますが、いずれはこの自己負担の割合も増えていくでしょう。

お金だけの問題ではありませんが、金銭的な負担は医療を受ける際に非常に重要な問題です。

できるだけ医療機関への受診の頻度を減らすためにも、病気にならないためにも中医学の魅力と中医学の知恵を知ることで、多くの方のセルフメディケーションの役に立つのではないかなと思います。

日本に中医学を広めてくださった伝説の先生が

「全ての家庭に中医学を」

という話をされていました。

全ての家庭の方が中医学の基礎、漢方手の知恵をちょっと知ってるだけで病気が発生する確率が非常に低くなると思います。

それはなぜでしょうか?

【漢方の知恵が病気を未然に防ぐ理由とは?】

漢方、中医学の知恵を多くの方が知ることでなぜ、医療機関への受診を減らすことができるのでしょうか?

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