無理をすることは美徳ではない〜不調の時は休む勇気も大切【漢方的セルフケア】

『風邪をひいても休めないあなたに』

『辛くても休めないあなたに』

風邪薬や頭痛薬などのキャッチコピーでよく耳にしそうな宣伝文句だと思います。

頭痛で辛そうな女性が鎮痛薬を服用して痛みを抑えて

『よし！』

なんてシャッキと仕事する姿をするようなCMはよく目にします。

日本人の美徳として

『ちょっとした不調ぐらいじゃ休めない』

『多少具合が悪くてもがんばらないといけない』

このような考えは多くの方が持っていると思います。

病気や不調があっても『頑張っている人素晴らしい！』という考えが日本人には根強いと思います。

今回はそんな考え方について深堀りしてみたいと思います。

無理することは美徳じゃない〜不調の時は休む勇気も必要【漢方的セルフケア】

#漢方的セルフケア

というテーマでお届けします。

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【まだまだ根強い『休まない美徳』】

今回は休むことに対して罪悪感を持ちすぎている方が多いと感じたこともあり、日本人に根強い『休まない美徳』について考えて見たいと思います。

今ではパワハラになってしまいますし、新型コロナウイルス感染防止もありさすがに普通の方はこんなこと言いませんが、まだまだ一部には残っているかもしれない

こんなことを言う方が・・・

『ちょっと具合悪いぐらいで仕事休みやがって』

こんな事言う方、まだまだ年配の方だといそうですよね。

またコロナ前の話ですが、SNSなどでこんなことをつぶやいて大ひんしゅくをかった人もいました。

『インフルエンザと言われましたが、とても大切な仕事なので頑張って出勤してます！！』

『がんばってる俺ステキ』という自己満足に酔ってしまい大勢の方に迷惑をかけるような人も以前はいました。

さすがに今は新型コロナウイルスの影響もあり風邪やインフルエンザのような症状の時に無理して出かける人はほとんどいないとおもいますが、他の不調では無理をして仕事をしている方もかなり多いのではないでしょうか？

初期の頃、新型コロナウイルスが国内で拡散してしまった原因の一つはこの日本人的「休まない美徳」にあったかもしれません。

真面目な方ほど

『こんなときに休めない』