明笑喜楽に生きたいものですね【漢方的メンタルケア】
☆『このやろう！』なんて思いながら生活したくないですよね
先日Podcastの番組で
「感謝すること、ねぎらうことの大切さ」
なんて話をしたらリスナーの方から
「いつも配信ありがとうございます、毎日大変ですよね」なんていうねぎらいのメッセージを頂きましてた。本当に嬉しいことですよね。
その話は普段誰も僕のことをねぎらってくれないからしたわけではなく（笑）
何事も当たり前って思っては行けないなぁということを僕自身強く感じたからなんですよね。
言葉ってすごい力を持っていて
人を怒らせる、嫌な気分にも直ぐにできるし
言葉で不調が治る、までは言いませんが、でも言葉だけでも人を楽にしてあげることもできると思います。
自分が周りにしたことは自分にも帰ってくる
と言いますので、きっとみなさんも周りの人にいつも感謝して
ねぎらいの言葉をできるだけかけてあげられる人間でいたいですよね。
ついつい感謝の気持ちって忘れがちですが、事あるごとに思い出して、有り難いって思いながら生きている方が楽しいし、気分も良いですよね。
『このやろう』
なんて思いながら生活しているとそれだけで疲れちゃいますよね。
実はこの間久しぶりにちょっと、ある会議にでている時に非常に頭にくることがありまして、その時にふと思ったのが
『このやろう！』というような、嫌な感情で物事を考えるなんてことは本当に時間の無駄だなぁと言うことです。
その日の夜にお風呂に入っている時に、ふとそのことを思い出してまた嫌な気分になりました。せっかくのお風呂タイムが台無しですよね。
あのヤロー
なんて考えている暇があったらもっと色々考えたいこと、楽しくなること、プラスになることが考えたいですよね。
すぐに思考を切り替えていつもの朗らかなコータに戻ったんですが（笑）
そのときに感じたことが今回のテーマ
「できるだけ、明笑喜楽に生きたいよね」
ということです。
☆明笑喜楽とは？
明笑喜楽
どんな字かというと
明るい
笑う
喜ぶ
楽しむ
めいしょうきらく、です。
いろいろ辛いことや、先日の僕のようにちょっと激おこぷんぷん丸状態になること、悲しいこと、寂しいこと、当然生きていればいろいろありますが、できるだけ思考だけは
明るく、笑顔で、喜び、楽しむ
この4つを常に持っていたいですよね。
そうすれば一時的にマイナスの感情に襲われたときもちゃんともとの自分に帰ってくることができると思います。
ここが非常に大切で
一時的に怒ったり、悲しんだりすることは僕たちが行きている限り避けることが出来ません。
我々はAIではないので、全てをロジカルに判断することなんて出来ません。
☆一時的に怒ったりすることは仕方ないこと
一時的に感情が高ぶることは仕方ないので、すぐにこの
「めいしょうきらく〜明笑喜楽』
という言葉を思い出して、マイナス感情でいる時間を少しでも短くすることが大切だと思います。
一時的に感情がマイナス方面に移動しても、ちゃんともとの場所に戻ってくれば良いのです。
よく一度怒ると何日も不機嫌だったり
悲しいことがあると何日も悲観にくれてしまうことがあります。
もちろん、起こった出来事の種類によってはそう簡単にもとに戻らないことも当然ありますが、日々のちょっとした揺さぶりであればすぐにもどってこないともったいないですよね。
☆中医学では心とカラダはつながっていると考える
中医学では心の状態とカラダの状態が繋がていると常に考えます。
元気不足や血液不足でカラダが弱っていると不安や心配、恐怖など自分の身を守ろうとして、ディフェンシブな感情が高ぶりやすくなります。
また、怒りも漢方ではカラダの弱りとリンクしていると考えており、過度のストレスや緊張、気温変化や気圧変化という自然界のストレスに晒されすぎてしまうと、気の巡りが悪い
気滞
と言われる状態になってしまい、イライラしたり怒りっぽくなってしまいます。
感情が揺さぶられた時に
できるだけ早く明笑喜楽な状態に戻るためには
そして
できるだけ明笑喜楽な状態を維持するためには
ちょっとした養生を日頃からしておくと良いと思います。
☆明笑喜楽な状態にして維持するための養生法とは？
◇NO Music NO LIFE
まずはおすすめなのが『音楽』です。
音楽は気分を切り替えるには非常に有効な方法で、なりたい気分によって曲を選ぶことで気分を一新することも可能です。
気合を入れたい時に聴く音楽
リラックスしたいときに聴く音楽
「この曲を聴くと気分が明るくなる、笑っちゃう、楽しくなる」そんな曲を何曲か持っていると良いかもしれませんね。
昔聴いていた、ノスタルジックな曲はけっこうおすすめで、気分も落ち着くし、リラックスもできるので、懐かしソングはかなりおすすめです。
◇カラダを動かすこと・苦味の活用も
そんな曲を聴きながらウォーキングしたり、ジョギングしたり、ジムで体動かしたりするのもおすすめです。
運動しているときは色々なことを考えますが、汗をかくこと、カラダを動かすことで老廃物が汗などでしっかり出て、排泄浴も解消されて気持ちもスッキリします。
中医学でもカラダを動かすことはもっとも基本的は気の巡り改善法なので、イライラしたり、怒っているような時こそ、無理にじっとしていないで、カラダを動かすと良いでしょう。
サウナや温泉で一汗かくこともおすすめです。
食養生では、気持ちが落ち着かない、イライラする、そんな時は苦いお茶や、酸味がかなり強めの飲み物もおすすめです。
これは薬膳的には苦いは心を落ち着かせると言われていますし、酸味は怒りと繋がり深い肝を養うと考えます。
漢方的な視点でなくてもレモンなどをガッツリ効かせた酸っぱいものを飲んだ瞬間
梅干し食べてスッパマン
みたいな顔をしたら嫌なことも吹っ飛びそうですし
苦い青汁のようなもの飲んで
「ウェ〜まずい」
となると、怒りの思考や悲しみの感情が「苦い」とか「酸っぱい」という方に矛先が向くので、自然と気分の切り替えにつながると思います。
せっかくの人生なので、明るく、笑って、喜んで、楽しく過ごすことは人生で一番大切なことだと思います。
病気や不調があっても常に気持ちがこの明笑喜楽であれば、QOLってそんなに低い状態ではないと思います。
快食、快眠、快便の三快が揃っていて、心が明笑喜楽であれば本当に充実した毎日が過ごせると思います。
今日はできるだけ明笑喜楽にいきるために、気分の切り替え法などについてお伝え致しました。
人生いろいろありますが、明笑喜楽にいきましょうね。
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