肩こり大国!日本!〜原因別に考える〜漢方的肩こり対策
どうも!
先日、セブンイレブンかどこかのコンビニでハッピーターンのメロンパンを見たのですが、それ以来まったく見かけません。
今月はまだ一度もハッピータイムを行っていないので、いよいよ幻覚でも見たのでしょうか?
さわたや薬房の早川です。
上がハッピーターンのメロンパンなんでもう反則で、それだけでご飯3杯は行けそうですね。
聴いた話なので定かで無いですが、ワサビか何かの辛味をどんな物が一番消せるか?というのをテレビ番組でしていたらしく(くだらないと言えばくだらない企画ですねww)なんとハッピーターンが一番ワサビの味を吹きとばせるそうです。
まれに『漢方薬は飲みたいのですが、味がどれも苦手で・・・』という方がいるので
『ハッピーターンを食べながら飲むと良いですよ』
と真剣に伝えようかと悩んでいます。
さて、僕がハッピーターンを食べたくなるのはきっと疲れているときなのかもしれませんが、そんな疲れのサインの代表格は
『肩こり』
ではないでしょうか?肩こりは多くの日本人が抱えている国民病とも言える症状です。
英語では『肩こり』という言葉が無い、と言われるぐらい日本人独特の症状とも言われています。
きっと外国の方も肩の筋肉は張っていると思いますが専用の言葉を作るぐらい(ちなみに『肩こり』という言葉を世に広めたのは夏目漱石と言われていますよね)日本人は昔から悩んでいたのでしょうね。
今回はそんな肩こりについて
『肩こり大国!日本!〜原因別に考える〜漢方的肩こり対策』
というテーマでお届け致します。
☆漢方肩こり相談とっても多いです
肩こりほど身近に僕らを悩ませている症状はないでしょう。
まれに肩こりを感じない、という方もいますがそういう方も触ってみると実は肩が『ガチガチ』なんて方も少なくありません。
漢方相談の問診票を見てみるとかなりの方が『肩こり』のところにチェックが付きます。
肩こりと言うと中高年の方に多い症状と思いきや、中高生、早いと小学生ぐらいから肩こりの症状を訴える方がいらっしゃるぐらい近年は若年化も進んでいます。
☆肩こりで病院に行ってもねぇ・・・
肩こりでお悩みの方が多いのは事実ですが病院に行ってもなかなか治らない、という方が多いのも事実です。
これは大前提として病院での治療を否定したり、悪く行ったりするつもりで言っているわけではなく、つらい症状を緩和することが目的の医療という側面で考えるとある意味仕方ないことだと思います。
決してお医者様が悪いわけでは無いのです。
基本的に肩こりの場合は病院では
・痛み止め
・筋弛緩剤
・ビタミン剤
このような物が処方されますが、肩こりが起きている根本原因が改善されるわけではないので、一時的な肩こりの場合は頭痛など同様、痛み止め等で一時的に痛みを抑えている間に自然治癒力で肩こりがおこるまえの状態に戻ることができれば肩こりが治るのですが・・・・
慢性的な場合は痛み止めが切れるともとに戻ってしまうので、なかなか治らず、整体やマッサージ、鍼灸などで外側からほぐしてもらったり
湿布や塗り薬など外用薬で痛みを緩和することが治療の中心となっています。
☆痛み=完全悪というわけじゃない☆
そんなわけで、肩こりは『肩が凝ってしまう原因』から改善をしないと根本的には治らないのですが(これはどんな不調も共通なのですが)
原因を考える前に、肩こりは症状としては『痛み』がメインです。
痛みは『疲労』や『発熱』と並んで生体の三大アラームと言われるように『体の異常を知らせるサイン(訴え)』でもあります。
肩や腰に痛みを感じるということはケガや潜在的な病気を事前に察知して体を守るためにはなくてはならないものなので、痛み=完全悪というわけではありません。
痛みによって大きな病気が未然に防げた、ということも少なくありませんし、痛みが無く、気がついたら手遅れだった・・・という病気よりはある意味早期に痛みで不調を教えてくれるということは大切なことなのです。
☆検査で痛みの原因が特定できるのは約2割弱
痛みと言ってもその原因や状態によって様々ですが、検査で痛みの原因が特定できる割合は約2割弱と言われています。
画像診断(レントゲン・CT・MRIなど)で原因が見つからなくても必ず痛みの原因は存在します。どんな病も『原因ありて結果あり』なのですから。
ここからは肩こりの原因、とくに体の内側から不調を整えることが得意の漢方的な見方で原因と対策をご紹介します。
☆肩こりがおこる原因とは?☆
肩こりがおこる仕組みはとっても実はシンプルです。
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