『食事はバランスが命・ハマって食べている物でカラダの弱りがわかる?』〜その1〜
どうも!
日本の社会人の平均勉強時間が『6分』と聞いて自分が一日にどれぐらい勉強しているか慌てて考えてみましたが、最近は
を日々読んでいるので軽く勉強時間6分は越えていることを知り安心している
さわたや薬房の早川です。
#マンガって勉強になるよね
しかし社会人の平均勉強時間が6分って驚きですよね。そんなに勉強していないのかと思いますが、これってたぶん意識の差だと思います。
この意識とは『意識高い系』とかの意識ではなくて、人生何事も勉強と思えば勉強になると思うのです。
冒頭に人気漫画の『転生したらスライムだった件』を読んでいるから勉強している、と冗談気味に伝えましたが、これは半分冗談で半分本気です。
マンガでも『何かしら人生のプラスになることを得よう』と思って読めば勉強になると思います。
ストーリーがしっかりしているマンガでも新聞の4コママンガでも意識して読んで何かしら自分にフィードバックしようと思えば勉強になると思います。
何も専門書を読んだり、テキストをやったりすることだけが僕は勉強じゃないと思っています。
新聞を読むことだって僕は勉強と思って読んでいますし、毎朝の新聞から得る情報って色々あるので、僕の仕事や人生のすごいプラスになっています。
雑誌だってただペラペラみるだけとそういう意識で読むのではぜんぜん違うし、SNSだってなんとなくタイムラインを見るとの意識して見るのでは違うと思います。
このあたりは先日『意識してやることでどんなことでも人生の楽しみ、趣味になる』ということをお伝えしましたがつながるところがあると思います。
何が言いたいかというと常に『何か学ぼう』という姿勢は本当に大切だと思います。
相田みつをさんではありませんが『一生勉強一生青春』ですね。何事もそういう意識で見たり、聞いたり、話したりしたいですね。
さて、今年は観測史上最速で日本列島全域が梅雨入りしそうですね。5月後半に入ったばかりだというのに関西地方は梅雨入りしました。
気候変動が激しいと体調を崩す方が多く、マスコミを中心に健康情報がこれから非常い増えてくることが予想されます。
いつも警鐘を鳴らしてはいますが、そんな健康情報で注意していただきたのが『〇〇病には〇〇食べると良い』というストレートすぎる健康情報です。
昨年のことですが、新聞でちょっとびっくりする記事をみました。
それは 読者の体調のお悩みに対してお医者様が紙面上で回答するというとある新聞のコーナーなのですが、そこで掲載されていた内容が驚きの内容でした。
その内容とは、高齢の女性の方が萎縮性膣炎に悩んでいるという内容だったのですがその中で質問した読者の女性が
『ピーマンが萎縮性膣炎に良いと聞いたので毎朝食べている』
ということが書かれていました。
僕がちょっと調べた限りでは萎縮性腟炎とピーマンのつながりは全く分かりませんでした。誰から聞いたのか? どこから手に入れた情報なのかは定かでないですが、 似たようなことってよくありますよね。
もちろん質問に答えたお医者様も『そんな事実は無いので、きちんと受診を』というお答えをされていましたが、改めて健康情報の怖さも感じました。
玉ねぎ食べると血液サラサラとか、〇〇芋食べると血糖値が下がる、とか、今の世の中は何か特定のものを食べることで特定の病気の治療につながるかのような情報が非常に増えています。
基本的に特定の食品で何か病気が治るということはまずあり得ないと思いますのでそういう情報にはこれからも是非ご注意ください。
食養生とは 身体の状態に応じて必要なものをバランスよくとることが基本です。
病気や不調を治したい、という一生懸命な思いはとてもよくわかりますが偏った食事になりにはならないように気をつけましょうね。
僕も健康情報を発信している端くれとしていつも偏った情報や偏った印象を与えないようにしよう、ということだけは心が得ております。
みなさんも健康情報過多の時代、健康情報のリテラシー能力はしっかり高めて起きましょうね。
さて、今回はこの偏った食事というところから少しテーマを広げてお話ししたいのですが、最近何か皆さん好きでたくさん食べてるものとかありませんか?
今回は
『食事はバランスが命・ハマって食べている物でカラダの弱りがわかる?』
というテーマでお届けいたします。
このテーマは今回と次回、2回にわけてお届け致します。
☆炭酸水を 好むということはどんな弱りのサイン?
さて、今回は食べ物について、僕らが好きでハマって食べているものでカラダの弱りがわかる?というちょっと変わった視点から食養生について深堀りしてみたいと思います。
僕たちの食べ物の嗜好というのは体調と非常にリンクしている場合が多く見られます。
最近は無糖のなにも入ってない炭酸水が人気ですが、炭酸をつかった飲料を好んで飲む方は例外はもちろんありますが、薬膳的には『気の巡り』が悪くなっている時に炭酸水を好む傾向があると言われております。
炭酸の働きは気の巡りをよくし、 胃腸の働きを活発にしてくれると言われています。
炭酸飲料と言うとカロリーが高いジュースを想像しがちですが、 今はシンプルな炭酸水を簡単に購入することができるので、 炭酸水に果汁を入れるぐらいのものを飲むのであれば胃腸にとってプラスの面もあるのでオススメではあります。
そんな炭酸水ですが、これを好んで飲みたがる体の状態というのは一体どんな状態なのでしょうか?
中医学的に、気の巡りを良くするということは ストレスが溜まって気が停滞している状態とも言えます。
ということは炭酸水を好む状態というのはひょっとするとストレスが溜まっている状態と言えるかもしれません。
また、胃腸の調子を整えるので胃腸の調子が悪いサインかもしれません。
このように、僕たちがその時その時で好んで食べたり飲んだりしているものは、 その時の体調を教えてくれるサインでもあります。
なので、炭酸のお酒を過度に飲むことはもちろん体にとって負担になりますので注意をしたいですが、先ほどもお伝えしたようにシンプルな炭酸水であれば上手に使うことで気持ちのリフレッシュにもなるので気分的にイライラしているときは上手に活用することで気分のリフレッシュになると思います。
☆甘いものを食べたくなるときってどんな時?
最初は炭酸をつかった飲料をご紹介しましたが、次は『無性に食べたくなるもの代表』と言っても過言ではない食べ物『甘いもの』
みなさん、甘いものが無性に食べたくなる時ってないですか?
答えから言ってしまうと甘いものが無性に食べたくなる時、これは脳が疲れていて体が糖質を欲しがっている一つのサインとも言われています。
砂糖は最終的に肝臓で分解されてブドウ糖になります。
ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源。
何かしらの原因で脳疲労が強い時は自然と甘いものを求めると考えます。
もし無性に甘いものがほしいと感じる時は一度ご自分の心身の状態を見つめ直してみてください。
仕事が非常に忙しく脳が疲れているのか?
人間関係等の外部的なストレスが多く、悩みすぎて頭が疲れているのか?
睡眠不足で脳が疲れているのか?
無理な糖質カットダイエットでそもそも栄養自体が足りてないのか?
ストレスを解消したくて過度に糖分を欲しがっているのか?
同じ糖分を取るにしても本当に必要な場合と、最後のように過度に欲しがっている場合では対処が異なりますよね。
これは他の物が無性に食べたくなることも同じなのですが
『なぜ甘いものが無性に欲しくなっているのか?』ということを自分の生活環境など含めて俯瞰して考えてみると適切な解決法が見つかると思います。
次回も
『食事はバランスが命・ハマって食べている物でカラダの弱りがわかる?』
というテーマの続きをお届け致します。
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