![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64016613/rectangle_large_type_2_616ecc4da798942ddee96f2c85298eeb.jpg?width=1200)
ジビエ料理ってホントに体に良いの?
どうも!
養生は大切ですが、あまりあれダメ!これダメ!とは言いたくありません。「あれダメ!」「これダメ!」のマイナスの健康法よりは
「食べすぎてしまった分体を動かそう」
「冷たいものを飲んだ分、他の物でしっかり体を温めておこう」
「昨日食べ過ぎたので今日から3日間は抑えておこう」
というプラスの健康法が大好きな
さわたや薬房の早川です。
#いい人でしょ
でも、あまりにマイナスが過度になり
「プラスをしているから良いじゃんか」
と言い訳になってしまうのもよくありません。
何事もバランスですよね。
人間の欲というのは強いもので、僕らは常に欲とのせめぎあいかもしれませんね。
貝原益軒先生の「養生訓」の総論を読めば読むほど、繰り返し
「嗜欲(しよく)をつつしめ」
と出てきます。
嗜欲とは
「欲するままにそれをしようとする様」
と辞書にはあります。
食事は常に満腹になるまで食べ
酒は常に酔いつぶれるほど飲み
欲求が欲するままに色欲を貪ったりすることは大きな病気の原因だと総論では繰り返し伝えています。
江戸時代の貝原益軒先生の頃ですらこう書いてあります。
さらに言えば、中医学の古典、黄帝内経の最初の部分でも触れているのが
「現代人(2000年前の人)は食べ過ぎ、飲みすぎ、遊びすぎているので、100歳までいきれるのに50代ぐらいに死んでしまう人が多い」
と触れています。
300年以上の日本ではもちろん、2000年前の人類も同じことを言っているのですが、より便利で、より物が有り余る現代人であれば嗜欲の赴くままに生きてしまえばどうなってしまうのか?
すぐにわかりますよね。
そういう意味では僕らの一番の病気の原因は「欲」と言えると思います。
欲はドーパミンともつながっており、僕らが何かしらの行動をするために、動物を突き動かす原動力でもあるので、まったくないのも困ります。
しかし、その欲のベクトルが体を傷つけるような方向(暴飲暴食・過度の色欲など)に向いたり、他人を傷つける方向(パワハラ・モラハラ・セクハラなど)に決して向かないようにしていきたいですね。
欲をコントロールする大切さを改めて感じます。
そんな欲の中でも特に身近なのが食欲では無いでしょうか?
そんな欲の中でも
「健康でいたい」
と思うこともある意味「欲」と言えると思いますが、そんな健康志向が高い方が最近注目している食材が
「ジビエ」
です。
食欲の秋であり、秋が旬と言われている食材も多く健康志向が高い方にも注目されている食材「ジビエ」について
「ジビエ料理ってホントに体に良いの?」
というテーマでお届けしたいと思います。
*************************************
☆10月のオンライン漢方セミナー『今こそ知りたい!予防も治療にも活用できる漢方的風邪対策』
10月27日(水)20時より漢方オンラインセミナーを開催致します。
参加費1,000円(税込)申込みはセミナー専用HPよりお願い致します。
※noteマガジンメンバーの方は無料で参加いただけます。事前申込みも不要です。
https://sawataya.official.ec/items/52975218
☆漢方相談のご予約
☆noteマガジンメンバー登録
☆さわたや養生茶オンラインショップ
☆Podcas番組&You Tube番組・Twitter&InstagramなどSNS
各種リンクはこちらから
↓
https://lit.link/kotahayakawa
*************************************
【話題のジビエって体に良いのか?】
秋は獣害防止のために猟友会などが活動するためジビエが多く出回る季節です。
近年、野生のシカやイノシシなどを使ったジビエ料理が注目を集めています。
僕が子供の頃は『ジビエ』という呼び方はされていませんでしたがここ数年、一般の方でもこの『ジビエ』という言葉をよく耳にするようになったと思います。
「ジビエ」
という言葉、実はフランス語で、狩猟によって食用に捕獲された野生の鳥や獣を指す言葉なのです。
ジビエはそのフランスでは、高級食材として流通し、飼育された食肉に比べると非常に希少価値が高く高級食材としてレストランなどで振る舞われております。
近年では日本でも食害対策として捕獲されたシカなどの肉を「地域おこし」などで活用する動きが出てきています。
僕の住んでいる山梨県でも鹿やイノシシが農作物に与える被害が近年非常に大きく、先日もお客様のぶどう農園がイノシシに荒らされてしいましたが、地元の新聞やテレビなどでは食害のため捕獲した野生動物を様々な産業で活用しているというニュースを良く見かけます。
その中でも特に多いのが食害のため捕獲した鹿やイノシシなどを食肉として活用する「ジビエ料理』です。
【天然・野生・体に良い!というのはイメージだけなのか?】
このジビエ、「野生」「天然」の食材ということで、人の手によって飼育された他の食肉に比べると「体に良い」というイメージが強いと思います。
果たしてジビエは飼育された食肉に比べると体に良い食材と言えるのでしょうか?
比較対象になるのは、私たちが日頃から食べている牛肉、豚肉、鶏肉だと思います。
最近では飼育方法も見直されており、すべての家畜がそうではありませんが、まだまだ食肉用の家畜と言うと狭い飼育小屋の中で抗生物質などが配合されたエサを食べて育っているというイメージも強いかもしれません。
最近では飼育環境もかなり見直されて殆どの家畜がエサなどにもこだわって飼育されたり、自然に近い状態で放し飼いをするところがあったりして環境もよくなってきていますが
そうは行ってもやはり、自然の野山を駆け巡っていた野生動物の方がある意味健康的と言えるでしょう。
これは飼育された食肉が悪い、という意味ではなく、より健康的と言えるということです。
【ジビエは「低カロリー」「高タンパク」「高ミネラル」な食品】
ジビエは、野山を自由に駆け巡り、体をしっかり動かしているので、飼育された牛肉や豚肉、鶏肉などと比べると筋肉質で、脂肪が少なく太りにくい食肉といえるでしょう。
ここから先は
¥ 100
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?