『汗っかき』と『多汗症』違いとその見極め方とは?【漢方的セルフケア】
前回よりポッドキャスト番組宛てに届いたリスナーさんからのご質問への回答をnoteでもお届けしております。
ポッドキャストでお話した内容を加筆修正して、よりわかりやすい内容でお届けできればと思います。
まずは改めていただいたご質問をご紹介いたします。
養生ネーム『スマイリーさん』からのメッセージです。
こんにちは!
毎日ためになる放送をありがとうございます。
私は犬派ですが(笑)、コータ先生とネコばやしさんの掛け合いが大好きです。
きょーこさんのごはみそからコータ先生の番組を知り、聞くようになりました。
忙しいなか恐縮ですが、どうしても聞いてみたいことがありメールした次第です。汗かきと多汗症の違いは何でしょうか?
汗を多くかく場所によって、出る不調などはあるのでしょうか?
私は昔から汗かきでしたが、30代くらいから酷くなってしまい、特に顔や脇からの汗の量が多く、今では汗を押さえるお薬を塗らないと生活に支障が出るほどです。
汗の悩みも、漢方などによって解決できたりするのでしょうか?
長文で失礼いたします。
読んで頂きありがとうございます。
まだ暑さが続きますが、コータ先生もネコばやしさんも気を付けて下さい。
というメッセージを頂きました。
(Podcast番組『コータの漢方RADIO』はこちらから)
前回のnoteでは『多汗症』と『汗っかき』
それぞれの症状の違いと原因などについてお届け致しました。
今回はこの2つの違いを見極めるポイントについて
お届けいたします。
☆汗っかきと多汗症の見極めのポイント
前回よりまだまだ日中も暑く、汗をかく機会が多いということもあり『汗』をテーマにお届けをしております。
多汗症も汗っかきも一見すると『病名をつけたら多汗症とかになるだけでしょ?』と思われがちですが、決してそうではありません。
そのあたりはぜひ前回のnoteを御覧いただきたたいと思います。
汗が出ることはカラダにとって必要な生理現象なのですが
注意したいのが
必要な汗が出やすい状態の汗っかきなのか?
必要ない汗まで出てしまっている多汗症なのか?
ここの見極めをしっかりすることだと思います。
そのための一つのポイントは
汗をかいたあとの体調
です。
◇汗をかいたあとの体調はどうか?
汗をかいた後に
『ぐったりするのか?』
『スッキリするのか?』
ここは大きな見極めのポイントだと思います。
また、それほど暑くもないのに汗が吹き出たり
熱帯夜でもないのに寝汗を大量にかくなども正常な発汗ではない、多汗症かもしれませんので注意が必要です。
☆汗をかく場所で隠れている不調があるのか?
ある意味、必要な汗が出やすい状態を『汗っかき』
不必要な汗まで出てしまう状態を『多汗症』と言えるかもしれませんね。
カラダの中に余計な水分や熱が蓄積されてしまい
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