薬味の活用で夏のめん類養生食に〜夏のめん類食養生②〜
前回より暑い夏に食べる機会が増える『夏のめん類食養生』についてお届けしております。
今回は夏のめん類食養生の第2弾。
めん類には欠かせない『薬味』にスポットを当てってお届けいたします。
薬味の活用で夏のめん類養生食に〜夏のめん類食養生②〜
というテーマでお届けいたします。
☆夏のめん類食養生のポイント・薬味の特徴を知り活用しよう
前回より夏の風物詩、冷たいめん類を使った食養生法についてお届けしております。
前回の記事は下のリンクよりぜひご覧ください。
今回は無料記事となっておりますので、どなたでもご覧いただけます〜
もしご覧いただいて
『おもしろ!』
と思っていただいた方は月額500円の僕のnoteマガジン『ほぼ日刊〜コータの養生通信』をぜひ定期購読してみてください(宣伝です)。
すべての有料記事と、僕が開催するオンラインの漢方的養生セミナーに無料で参加(通常参加費が1000円です)していただけるとってもお得なマガジンとなっておりますので、よかったらぜひご登録ください(冒頭から宣伝ですいません。。。)。
さて、前回は夏の冷たい麺類を食べる点の注意点をご紹介しました。
今回はより健康的に夏の冷たい麺類を楽しむ方法をご紹介したいと思いますが、夏の麺類を美味しく、そしてより健康的に食べるポイントは薬味にあります。
薬味を工夫することでめん類を美味しくすることもできますし、養生食にすることも可能です。
今回のカバー写真の蕎麦ですが、山梨県の山中湖の近くにある(住所は忍野村かな?)天祥庵さんというお蕎麦屋さんんなのですが、たくさんの薬味としゃもじで焼いたくるみ入りの味噌を混ぜながら食べるぶっかけ蕎麦は最高に美味しいです。
暑い夏は山梨名物の熱々のほうとうで汗をダラダラかくのも良いですが、富士山の麓・名水の街『忍野村』でキリッと冷えた薬味たっぷりの蕎麦を楽しむのもいいですよ。
山梨にお越しの際はぜひ食べてみてくださいね。
☆そもそも薬味って何?
それでは本題に入っていきましょう。
具体的な薬味をご紹介する前に、そもそも『薬味』って何?というところから簡単にご紹介したいと思います。
薬味とは本来、漢方薬を処方するときに使用する生薬のことを指す言葉でした。
例えば
葛根 麻黄 桂枝 甘草 大棗 芍薬 など漢方薬を構成している生薬などです。
もともとは薬を構成する物の言葉だったのですが、食事で病気を治療する薬膳の考え方より派生して、料理に少量付け加えられて味や料理のバランスを整える香辛料的な物を指して
『薬味』
というようになったのではないかと言われれています。
ここから先は
¥ 100
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?