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体温が高い人の特徴
体温を左右するのが筋肉量と代謝量で、筋肉があって代謝が高い人ほど体温は高くなります。
筋肉量を増やすのが男性ホルモンのテストステロンで、代謝量を左右するのが甲状腺ホルモンのサイロキシンとなります。
テストステロンは筋肉や骨を作り、脂質や血糖値のコントロールなどを行っています。
そのため、テストステロンが多い人ほど筋肉が多くなり体温が高くなる傾向にあるのです。
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日本人の平均体温は36.8℃であり、35~37℃台まで様々な人がいます。
平均体温を上回る人はテストステロンの作用で筋肉量が多いと考えられます。
逆に体温が低い人は筋肉量が少なく、冷える事で代謝が低下する傾向にあります。
女性でも副腎や卵巣でテストステロンが産生されており、アロマターゼという酵素の作用で女性ホルモンに変換されます。
女性の血液中のテストステロン濃度は男性の5~10%程度なので、女性の筋肉量は男性よりも少なく冷えやすいのです。
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体温が高い人は甲状腺ホルモンの分泌が盛んな傾向にあり、サイロキシンの作用で心拍出量が増加する事で体温が高まります。
また、体温が高まることで心拍数と心拍出量が増えて高い体温を維持できるようになります。
心臓が弱い人には高い体温が負担となりますが、心臓が強い人であれば高い体温を維持して積極的に活動できるのです。
体温が高まることで代謝量は増加し、免疫力も高まるなどのメリットがあります。
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体温は意欲とも関係があり、体温が高い人は低い人に比べて意欲的に行動します。
ただし、体温が高い状態はエネルギーの消費を大きくするので、無理に上げ過ぎるとバテてしまう人もいます。
体温は食事や入浴によっても上げる事は可能ですが、ストレスが原因で体温が上がる場合もあります。
体温が下がらなくなると今度は不眠になる恐れもあるので、自分にとってベストな体温を維持するようにしましょう。