ビジネスで大切なことは「信長の野望」で学んだ
「信長の野望」という有名な歴史シミュレーションゲームがありまして、ビジネスで重要なことは信長の野望で学んだよねーってことで、学んだことを書いてみました。このテーマで書きたかっただけなので、優しいおだやかな心でご覧ください。
(織田信長でプレイしてることを前提で書いております)
そもそも「信長の野望」とは?
「信長の野望」を知らないよって方はウィキペディアをご覧ください。
では、学んだことを書いていきますよ。
敵を知る
大名の強さ・弱さ・所属武将の強さ・弱さ、兵力・兵糧はどれくらいか、など攻める国を調べます。攻撃をする際に相手の強さがわからないと、どの武将にするか・兵力・持っていく兵糧の判断がつきません。斎藤道三と北畠具教、どちらを攻めるのか?その次はどこを攻めるのか?目先の情報だけじゃなく、その次の展開も考慮して情報収集をしておくことが大切です。
孫子が「敵を知り己をしれば百戦して百戦危うからず」と書いていたように、相手を知ることをは重要です。ビジネスにおいては顧客のことを知るのはもちろんのこと、競合相手も理解しておかないと、成功する確率は下がってしまいます。
戦力の集中
戦力はとにかく集中させるのが基本。斎藤道三を攻略すると決めたら兵力の大半を斎藤道三の攻略に割きます。西にいる北畠具教に備えて守るための最低限の兵力を残すだけ。
戦闘でも敵1武将に対して味方2人以上で戦うのが基本。兵力の総数が敵より少なくても局所的に有利な状況を作れば各個撃破でき、その積み重ねで戦況をひっくり返すことも可能です。戦略・戦術において、兵力の集中は重要です。銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーも同様の戦い方をしますよね。
ビジネスにおいてリソースが豊富なら全方位戦略が基本の戦い方になりますが、事業の立ち上げ段階や人材が不足している場合は、どこかに集中投下した方が成功の確率が高まります。マーケティングにおいてリソースが足りないのに施策を増やしすぎると中途半端になってしまうので、ある程度施策を絞って集中した方がいいです。
競合と比較して総合力で負けていても、強力な差別化ポイントを作り局所的に勝負をかけ、それを繰り返していけば結果的に状況をひっくり返すこともきっとできる。
人材登用と適材適所
領土が広がると国の運営やさらなる領土拡大のため多くの武将が必要となります。常に浪人・他国の武将をチェックし優秀な武将を登用する必要があります。
また、武力が高い柴田勝家、政治・知力が高い羽柴秀吉など、武将によって得手不得手があります。武力が高い人ばかりでは国力が上がらないし、政治力が高い人ばかりだと戦争に勝てません。多種多様な人材が必要です。能力の高さも武将それぞれ。能力がそんなに高くなくても、守り要員・生産要員など活躍する場があります。多くの人材を集め適材適所の配置を行うかとっても大切。
ビジネスでも採用と適材適所は重要です。同じような能力を持つメンバーばかりでは困ってしまうので多様性が必要。また、優れた能力があっても適切な仕事を任せないと能力が発揮できません。信長の野望は能力が数値化されているのでわかりやすいですが、現実ではそんなことないので、管理職の腕の見せ所です。
規模の有利さ
領土が増えるとその国力と豊富な人材で圧倒的に有利に展開することができます。敵国と隣接しない国があれば、そこは生産に集中できます。そこから得られるお金や兵糧を使い、圧倒的な兵力を投下してさらに領土が拡大できます。そうなってくるとどこを攻めるかも敵の状況に左右されず、こちらの意思で決定可能です。規模があるだけで、戦い方の選択肢が広がりあらゆる局面で有利に進めることができます。
ビジネスでも規模(資金や人材など)があれば、マーケ予算突っ込んだりローラー営業かけたりと選択肢が広がりますよね。少ない予算で工夫することも大事ですが、規模のパワーが使えるんだったら使いたいところ。
また、成熟期に入って安定的に利益を出すサービスは非常に重要です。敵国と隣接していない国と一緒です。そのビジネスで得られた利益を使って新しいビジネスが展開できるので、そういう事業大切。
スピード(兵は拙速を尊ぶ)
時間が経過するほど敵も国力がつくので、どんどん強くなります。相手が強ければ強いほど力をつける前に倒してしまった方が後々楽。武田信玄や上杉謙信を放っておくとすごい強くなってしまいます。武田と上杉は所属武将も能力が高く、信濃・越後という生産力が高いエリアにいるので、国力・兵力ともにやばいことに。早めに倒したいところです。
スピード、スピード、スピード、スピード。孫子曰く「兵は拙速を尊ぶ」という言葉があるように、スピードは重要です。多少計画が粗くてもスピード感もってやってしまった方がいいですよね。
中長期の投資は重要
どうしても兵力を重視しがちですが、国力が無いとお金も兵糧も手に入りません。お金と兵糧がなければ戦いもできません。中長期のことを考えると国力をしっかりつけることが必要です。
ビジネスも目先のことばかりではなく中長期の方針や施策も重要っすね。マーケも最初は短期的なところを優先でいいのですが、平行して中長期の施策もやっておけば後々効果がでてくるので、ここはしっかりやっておきたいところ。
まとめ
今回は信長の野望でしたが、歴史から学べることって結構多いんですよね。日本人らしさってあると思うのですが、それは歴史を積み重ねることで育まれたものなので日本人らしさを知るためには日本の歴史を紐解いていく必要があります。もはや結論がよくわかりませんが、歴史面白いよってことで。
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