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第2回 旅する米だけの酒:福島県「みそかんぷら」

第2回『旅する米だけの酒』です!
今回は、福島県の郷土料理「みそかんぷら」と「米だけの酒」のペアリングに挑戦しましす。

『旅する米だけの酒』企画説明はこちら↓
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5月に入りだいぶ過ごしやすい気温になってきましたね!
暖かくなるにつれ新じゃがや新玉ねぎ、春キャベツなどこの時期しか食べられない春野菜を見かけるようになりました。
その中でも新じゃがを使い、福島県の郷土料理「みそかんぷら」を作ります!「みそかんぷら」の調理方法は、小ぶりで皮が薄く皮付きのまま食べられる新じゃがの特徴を生かせるので非常に楽しみです。

米だけの酒との相性はいかに・・・

いざ調理!

早速、新じゃがのばれいしょを探しにスーパーに行きましたが、メークインしか売っておらず、ばれいしょは購入できませんでした・・・
しかたなく小ぶりで、なるべく丸い新じゃがのメークインで代用します!


レシピは農林水産省の「うちの郷土料理」を参考にしています。「みそかんぷら」の歴史や由来なども記載されているので、よろしければ下のリンクをご覧ください。

「みそかんぷら」とは?

福島の一部の地域では馬鈴薯のことを「かんぷら」と呼び、主食として食べる文化が根づいている。……このかんぷらを皮のまま味噌や砂糖、みりんなどと炒めて作るのが、「みそかんぷら」。馬鈴薯を生産している農家で、出荷できないほど小さな芋を家庭で食べるために考案されたアイデア料理だ。

みそかんぷら 福島県 | うちの郷土料理:農林水産省 (maff.go.jp)

「米だけの酒」とのペアリングに挑戦

「みそかんぷら」はホクホクとしたじゃがいもの素朴な甘味に、香ばしく深みのある甘い味噌の味付けが合わさって美味しかったです!そこに冷やした「米だけの酒」の軽やかで柔らかいお米由来の甘味がマッチしました。
やはり同じ発酵食品である味噌と日本酒は好相性です!

続けて湯煎してぬる燗も用意。
ぬる燗で合わせるとまた違う味わいでした。程よく温めた日本酒は飲み口がまろやかになり後味も丸くなるので、甘味よりもじゃがいもの旨味が引き出されて大人の味わいになりました。
燗酒の温度を高くするとキレが良くなりアルコールの刺激を感じ、素朴なじゃがいもの旨味が感じにくくなるので「みそかんぷら」に合わせるならぬる燗がベストだと思います!

『旅する米だけの酒』企画、今回は福島県の「みそかんぷら」とのペアリングに挑戦しました。旬の食材を使った料理も美味しいですが、そこに日本酒を合わせることでより美味しさがアップします!皆さんも是非お試しください!


日に日に気温が上昇してきました。今年の夏ももう間もなくですね!次回は夏に食べたい料理と「米だけの酒」のペアリングに挑戦したいと思います。
乞うご期待!!


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