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さりげないコーチングと、さりげない酒飲みの夢

これまでの仕事が、副業禁止であったので、長年学んできたコーチングと心理学は、主に、自分と、自分の身の回りの、家庭、職場、身近な人間関係で、主に使ってきた。

それで、「自分コーチ」「ふだん使いのコーチング」「さりげないコーチングの達人」などが、自分のこれまでのキーワードになっている。


理想としては、ふだん使いの「さりげないコーチングの達人」でありたいのだが、現実には、ついつい、「お節介なコーチング的物言い」をしてしまう自分がいる。


自分のは、どちらかというと、左脳的、思考優位、理屈っぽいコーチングなので、女の人には、「ややこしい」「しんきくさい(大阪弁)」と思われることも多いようだ。

特に、家族を相手に、練習がてらやると、「そんなこと、聞かれても、わかれへんわ」という反応が返ってきて、それで終わり。

そんなとき、相手の顔を観察していると、「目が点になるとは、こういうことか」という光景に出会ったことが、何度かある。

相手にコーチングを受けたいニーズがないときには、「傾聴一本槍」を守ることの方が、よっぽど役に立つようだ。

ところが、たちの悪いことに、たまに、親しい友人と二人で飲みに行くとき、年をとって酒に弱くなったのか、つい、タガが外れて、「お節介なコーチング的物言い」「自分勝手なしつこいコーチング」をやり出すことがある。

そして、帰りの電車の中で、親しい友人だからこそ、「優しい、さりげないフィードバック」をくれることがある。

ありがたいことだ。友人をなくさないために、大事なことだ。

肝に銘じないといけない。

「さりげないコーチングの達人」を目ざす前に、まず、「さりげない酒飲み」をキープできるように、ならなければならない。

しかし、お酒を飲むとそのようなキープが難しいし、お酒を飲まないと「人生の愉しみ」も「親しい友人」もキープできなくなるのではないか、というかっとうがある。


中間をとって、友人にフィードバックをもらったときに、素直に、「謝罪と感謝の気持ちを伝える達人」には、今でも、それなりに、できているようだ。


そんな帰りの電車の中での記憶が、次の日にもくっきり残っている程度の酒量をキープすることには、これからも気をつけよう。

ところで、上に書いたようなことも、「自分コーチ」のセルフコーチングといえるのかどうか?

言えると言えば言えるし、言えないと言えば、言えないのかもしれないし。

どちらも、自分次第なのだから、ポジティブになれる方向で考えることにしよう。


以上、「さりげないコーチング」と、「さりげない酒飲み」の夢、のお話でした。

終わり。


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