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兄妹喧嘩 優しさは上から下に流れる

こんにちは!都立大さわだ助産院の助産師、
三姉妹ママのさわだです。

三人産むことのメリットのひとつは
何もしていなくても
みんなに褒められることです(エヘン!)

ある時はママ友に。
「3人も産んですごい!えらい!」
ある時は道端で知らないおばあちゃまに。
「国に表彰されるべき!」と身に余る光栄です。
そしてある時は長女や次女に。
「ママ、大変でしょ。三人も育ててすごいよね!」

家庭の中で、しかも子どもに
こんな優しい言葉をかけてもらえるなんて
本当に子育てって面白いものです。

さて、人にやしい言葉をかけたくなる時って
どんなときですか?

自分自身も精神的に満たされていないと
こんな言葉は人に投げかけられませんね。

こんな言葉を私に投げかけてくれる時は
きっと子供たちも満たされている時なのかな、
と思います。

兄妹や姉妹がいるとどうしても喧嘩になる時があります。

どんな時でも強い力では下の子は勝てないし
下の子はどんなずるい手段を使っても
上に勝ちたい!と躍起になったりします。
また、次女の工作を三女が破壊したりするときに、
次女は手加減しつつも手が出ることも。
姉妹の喧嘩は頭を使う体操かなーと思いながら
放置することの方が多いのですが、
先手をうって喧嘩を未然に防ぐ方法があります。

それは「褒め褒め作戦」です。

最近、喧嘩が多いかなと思う時、
喧嘩をする前に作戦を実行することが大切です。

長女が一人の時に
「長女、いつもありがとう。ママ本当に助かってる。
次女の面倒まで見てくれて、優しいお姉ちゃんすぎる!!!」
少々大げさに。多少嘘でもOKです。

次女が一人の時に
「次女、いつもありがとう。ママ本当に助かってる。
三女まだ赤ちゃんで工作壊されたり嫌な気持ちの時もあると思うけど、
優しくしてくれてるから、三女はいつも次女にあこがれているね。」
もしろん盛って話します。

我が家、三女はまだ1歳なので
普段通りに愛でます。笑

こうすることで
デレデレと鼻の下を伸ばして喜んだり
嫌だった気持ちのことを話してくれたり。

そうするとどうでしょう。
兄妹喧嘩が減るばかりか
相手に優しくなるのです。
相手に優しくなるばかりか、母にまで
優しくしてくれます。
子どもは身をもってやさしさを体感しなければ
優しくすることがどんなことかわりません。
優しい子に育って欲しい親は
子どもに優しく接してあげてください。

どんな子も愛されるために生まれてきていると
思っています。
親のちょっとしたことで
デレデレと鼻の下を伸ばして喜んでくれる時期は
そう長くはありません。

推しは推せるときに推せ!
育児にも当てはまりそうです。
(以前キンプリのファンでした( ノД`)シクシク)

親のやさしさはいつだって
上の子から下の子への良い影響になりますし、
親の怒りやいら立ちは
子どもたちに流れますね。
(夫婦関係にも当てはまりますがこれはまたいつか)

笑顔あふれる子育てを応援しています!

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