子どもの要求 どこまでこたえるか?
例えば公園で
親「もう帰るよー」
子「まだ遊びたいー!」
親「じゃあ、あと一回ね」
そして日が暮れる・・・
という光景は育児のあるあるですね。
この日常に何度も繰り広げられる
親と子のやりとり
どのように対処するかは各ご家庭により様々ですが、
一定の基準を設けるべき、と思います。
子育てに正解はないのはもちろんです。
が、それでもあえて「設けるべき」と考えます。
公園でもっと遊びたい子どもの要求にこたえることは、
よくあることですし、
外遊びを大いにさせてあげたいご家庭では
暗ーくなるまで付き合うこともあるでしょう。
しかし、これがゲームに置き換わったら?
ダラダラゲームをする子どもに
親もイライラ・・・
子どもは外遊びがゲームに入れ替わっただけ。
好きな遊びをもっとしたい!という気持ちに変わりはありません。
ゲームはダメだけど、公園遊びならOKの
理屈は子どもにはわかりにくいのです。
遊びを切り替えて終わらせる
気持ちの切り替えを学ぶチャンスを
親が奪っていたとしたら?
どんな小さな場面からも子どもは学びます。
今日はいいけど、明日はダメ。
そんなルールではどのように振る舞うべきか学べません。
最初の例に戻ります。
親「もう帰るよー」
子「まだ遊びたいー!」
親「じゃあ、あと一回ね」
1回滑り台する
親「もう帰るよー」
子「まだ遊びたいー」
親「もう帰るよ。1回ねって言ったね」
泣きわめく子を抱えて帰る。
これを繰り返すと、遊びの終わりを告げられたら
子どもに選択権はない、と学び
おとなしく帰るようになる
(それが数か月単位か年単位かは子によります)
そしてすかさず褒める!!
「〇〇ちゃん、ちゃんとママの言う通りに帰れてえらい」
(たとえ抱えて帰ったとしても帰ったという事実があるのでOK)
言葉で具体的にほめることは
子どもにとってこのうえないご褒美です。
間違えてもおかしやおもちゃで釣ってはいけません。
要求がエスカレートするだけです。
こんな風に子どもに選択権を与えること
与えないことを明確にしていると
親のイライラも減ります。
公園から帰るって言ったら帰るんだから、と
粛々と抱えて帰るのみです。
どんなことに子どもに選択権を与えるかはそれぞれ・・・なのですが
我が家の場合は着る服を選ぶとき
外食の食事を選ぶとき
または入浴剤を入れるとき
さらに年齢があがれば
いつ、どんなタイミングで宿題をやるか
などです。
あいまいなルールは親も子も苦しくなってきます。
そして褒めポイントを逃しがちになります。
やはりどんな年齢でも褒め褒め育児、おススメです♪
ぜひ試してみてくださいね。