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侮るなかれ「映え」

流行りものに興味が無かったり、女子なら好きなそうなものがそうでも無かったり、可愛いの基準がなんか人と違ったり、それらの原因は、情報入手手段が少ない環境に育ったからだと思っていたけれど、案外そうでもないかもと、ふと思ったのです。

どうも、誰かが作った型には上手くはまれないsawa_komaです。

ストレスフリーで生きていく!!と心に誓い、ストレスから逃避するために、ストレッサー要因からは、極力距離を置くようにして生きています。

「映え」ってさ

「映え(ばえ)」って、インスタがポピュラーなSNSになって登場してきた、若者言葉なのですが、年齢を重ねた方からは、「映え」を重要視する事自体、ちょっと嫌煙されているイメージがあります。

ちなみに私は、「映え」がなんぼのもんよ派の人。

「映え」のために、長蛇の列に並ぶ事も、本当に美味しいとも食べたいとも思っていない物を注文する事も、インスタ開いたら様々な人たちが同じような写真をアップしている事も、正直理解できない古典派です。
(なのに情報収集源のメインはインスタという、ややこしいタイプの人…)

でも、ちょっとした出来事をきっかけに、「映え」も二面性を持っているんだと感じたので、少々備忘録をと今日は書いています。

「映え」って、メディアとかで取り上げられる時には、承認欲求の現れみたいに扱われています。「イイネ」のために「映え」に必死になっている若者の姿が、理解できない滑稽な姿だと取り上げられたり、問題視までされたりしている事も、よく目にします。

だから、「映え」を活用する時の大人たちには、少々揶揄が入っていると勝手に思っていました。

ふわふわメルヘン女子よ…

本当に申し訳ないのですが、私、ふわふわメルヘン女子って(勝手に名付けた笑)得意ではなんです。

薄手の生地のお洋服を着て、袖はふんわり膨らんでいて、スカートの丈は少々長め。髪はくるんくるんで、ハーフアップにリボン付いちゃったりしている感じの方々です。
話し方は、甘えたような声で超~のんびり。動きも基本超スローリー。仕事途中で寝るんじゃね!?と思ったりしています。

ちなみに私は、「迅速」「効率」「機能性」を重要視するタイプ。言葉の羅列だけ見ても、確実に相まみえるタイプ同士ではありません。
近づきすぎると泣かせるというオプションも付いてくるので(苦笑)、ストレッサーなタイプと分類して、仕事の時は極力距離を置くようにしてきました。

でもたまたま、ふわふわメルヘン女子と話をする機会があって、「ふわふわメルヘン女子」を、単体では無く区分として勝手にくくっていた事を反省しました。

「映え」の二面性

クリスマスのギフトの話をしていた時に、ふわふわメルヘン女子が言ったのは、「映えって大事です」の言葉。「そういんもんなんだ」と相槌をうっていたのですが、その先に教えてくれたのが、「重要なのは実用性じゃなくて価値なんです」との事。

ん!?

私にとって「実用性」はかなりのウェイトを占める価値なので、どゆこと!?と突っ込んで聞いてみました。
以下、ふわふわメルヘン女子の言葉です。

「映え」ってテンションがアガるじゃないですか。だから重要なのは実用性じゃないんです。みんなが持っているモノを持っている自分がよくて、自慢したくなるか、みたいな事なんです。
(なるほど、承認欲求ね…。)
で、それを持っているだけでアガる事を自分自身が知っているから、人にも同じように感じて欲しくて、プレゼントしたくなるんです。だから、「映え」るモノに実用性は求めてないんです。

なるほど!!!これは目から鱗。

「映え」って、矢印が完全に自分だけに向いているものだと、私は思っていました。でも、ふわふわメルヘン女子いわく、だから人にプレゼントしたり、SNSでアップして教えてあげたりすることで、相手もアガったら嬉しいのだそうな。

結局、使っている言葉や表現方法が違うだけで、「人を喜ばせたい」「Happyをシェアしたい」という本質や根本は、今まであったものと同じなんだと教えてもらいました。
まさかふわふわメルヘン女子から教わるとは思っていませんでしたが。

時には踏み込んでみるのも大事

「映え」しかり、ふわふわメルヘン女子しかり。表面的なものだけで、思い込んで判断してはいけないと、再確認をする良い機会になりました。

言葉がキャッチ―だからと言って、仕事には不向きでは…と思う、いで立ちや話し方をしているからと言って、本質や根本が無いわけでは無いのです。

ストレスフリーで生きていくために、ストレスから逃避する事は強く推奨しています。ただ、そもそもそれがストレッサーになるのかの判断は別。
ストレス逃避を食わず嫌いの言い訳にしないように、アンテナの公平性は、常に磨いておくべき部分です。

ちょっと踏み込んで奥を覗いてみたら、意外な価値観や世界に出会える良い機会にもなります。ストレス逃避も大切ですが、ちょっとやそっとのストレスで、駄目にならない自分に育てるためにも、時々外の世界をのぞいてみる快ストレスを、自分にかけてみるのも良い刺激になるのかもしれません。

今日も多くの方が、美しく健康的にたくましく活き活きと生きられますように。







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