「人生、後悔ばかり」と感じているあなたにぜひ読んで欲しい
こんにちは。心理カウンセラーの岩沢です。
今日は、人生に後悔を感じている皆さんに向けて、私の経験と思いを綴りたいと思います。
毎日、鏡を見るたびに「あの時、違う選択をしていれば...」なんて思いが頭をよぎる、そんなことありませんか?
仕事が思うようにいかなかったり、家庭では子どもとの時間を十分に取れなかったり…自分のこれまでの生き方そのものに自信が持てない。
そんなお気持ち、わたしもよくわかります。
少し前のことなのですが、私自身も同じような経験をしました。
仕事で出会った同業の方とお話をしていた中で、その方は何年も、一つの目標、強い思いをもってひたすら努力を積み重ねてこられたというお話を聞き、あれやこれやと寄り道をしてきた自分自身がとても情けなくなり…。
「自分のこれまでは一体何だったんだ、何をしてきたんだ…」と、自分のこれまでの生き方を悔やみ、とても情けない気持ちを覚えました。
「人生への後悔」も自然な心の働き
まず、はっきりと言わせてください。
そんな、あなたが感じているその後悔、不安、そして自己嫌悪。それらはすべて、正当で自然な感情なのです。
30代、40代という年齢は、多くの男性にとって人生の岐路に立つ時期です。
仕事ではますます責任が重くなりますし、家庭では子育ての段階が変わり、成長した子どもに対して「親」であると同時に「人生の先輩」としての姿を見せるようになります。
そんな中で、自分の人生を振り返り、そして後悔を感じてしまうのは当然のことなのです。
あなたは一人じゃない
「みんな上手くやっているのに、自分だけがダメなんじゃないか」
もしかすると、そう思うことがあるかもしれません。でも、実はそんなことはありません。みんな、悩んでいます。それをなかなか表に出せないでいるのです。
クライエントのある方は、こんなことを話されていました。
「学生時代にもっと勉強しておけば、今頃はもっと違う生き方になっていたかもしれない。」
また別の方は「仕事をやめたいんだけど、手に職があるわけでもないし、自分はなにもできないし…。」とおっしゃっていました。
なかなか表には出さないかもしれませんが、多くの方がこうして過去を振り返り、後悔の念を抱えて悩んでいるのです。
努力を認め、自分を肯定する
でもここで、少し立ち止まって考えてみましょう。あなたは本当に何もしてこなかったのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。あなたは必死に生きてきたのです。
家族のためにと思って遅くまで残業をしたことや、責任感をもって仕事に取り組んできたこと。
同時に、子どもの運動会や参観日に何とか時間を作って参加しようとした努力。
子どものために少しでも貯金をしようと、自分の欲しいものを我慢してきた日々。
これらすべてが、あなたの努力の証なのです。
完璧な選択ばかりできるわけではありません。
でも、その時々で精一杯の選択をしてきたあなたは、十分に頑張ってきたのです。
何もしてこなかった、何もできなかったなんてことは、決してありません。
新しい視点を見つける
後悔は、実は私たちに大切なことを教えてくれています。「もっとこうすれば良かった」という思いは、裏を返せば「こうありたい」という願望の表れなのです。
つまり後悔は「あなたにはまだ成長の余地がある」というポジティブなサインだとも言えるのです。
例えば、「もっと子どもと時間を過ごせば良かった」という後悔は、「子どもとの関係を大切にしたい」という価値観の現れです。
この気づきを、これからの人生に活かすことで、これまでとは異なる過ごし方ができると思いませんか?
小さな一歩から
後悔は、自己成長の原動力になり得ます。
ここからは、少しずつ前を向いていく時間です。
でも、焦る必要はありません。小さな一歩から始めましょう。
例えば、まずは「自分と向き合う時間を作る」ことから始めてみませんか?
毎日10分でも、自分の気持ちに向き合ってみましょう。どんな後悔があったか、できれば手帳や日記などに書き留めておきましょう。
そして、何に対して後悔しているのかがわかれば、それをもとに新しい小さな目標を立てて、それに向けて小さな行動を起こしてみましょう。
それこそが、これからを変えるための大切な作業です。
正直なところ、後悔に向き合うことは自分の嫌な部分に目を向けることにもなりますので、辛いことでもあります。ですので、必要であれば専門家のサポートを受けることも考えてみてください。
カウンセリングを受けることは、決して弱さの表れではありません。むしろ、自分と向き合う勇気ある行動なのです。
未来への希望
人生は長いマラソンのようなものです。
「今さら、もう遅いんじゃないか…」
そんな考えが頭に湧いてくるかもしれませんが、これからの人生で、新しい選択をし、新しい経験を積み重ねていく機会はまだまだ十分にあるのです。
いま感じている後悔を、これからにつなげていきましょう。
大丈夫です。あなたの人生にはまだまだ素晴らしい可能性が広がっています!
最後に、あなたに問いかけたいと思います。
「5年後、10年後のあなたは、今のあなたに何と言うでしょうか?」
きっと、こう言うのではないでしょうか。
「よく頑張ったね。その経験があったからこそ、今の自分がある」と。
過去の後悔は消せませんが、これからの未来の後悔はなくせます。
あなたの人生には、まだまだ素晴らしいストーリーが待っています。一緒に、ゆっくりと、でも確実に前に進んでいきましょう。
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以上、【「人生、後悔ばかり」と感じているあなたにぜひ読んで欲しい】でした。
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