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【家族】どうすればよかったのかな➀

あえて誰のこととは書いてないですが、
多分読んでいけばわかると思います。


消えない過去の言葉

中学生の頃、「あんた○○の誘い断って、○○が遊んでる間勉強してたのにどうして○○に点数勝てないんだよ」とか
高校生の頃、「あんた小学生から◆◆(スポーツ)やってて、高校から始めたやつになんか負けて恥ずかしくないのか?」とか
いろいろ言われていた。

それだけじゃない。
負けたときは、「あんたはだからメンタルがクソなんだよ」とか
そういうことも。

他人との比較だけじゃない。
容姿についてもよく言われた。
デブとか、ブスとか。
小5のとき、二重にしたらとアイプチを渡されたこともあった。
冗談でも悲しかった。私は二重にすることなど望んでいなかったのに。

弟は言われていなかった。
弟本人も言われた記憶はないらしい。

その言葉がなかっただけで、今どれだけ生きやすかっただろうか。

何年たった今でも許せなくて、少し文句を言ったことがある。
でも、「何でも私のせいにしやがって」と言われた。

当時はただただ傷ついていた。
この人の納得できる容姿じゃないんだなとか。
言われたことが悔しくて、勉強も練習もやりすぎるくらいやった。
結果を出せば傷ついた気持ちも癒えると思って。
でも癒えなかった。
念願かなって県トップ高に合格しても、名の通った大学に進学しても、
10年以上かけてようやく県大会で優勝しても、
過去に傷ついた気持ちを吹き飛ばすほどの嬉しいという感情はなかった。

それから苦労した。
じゃあなんのために私は勉強や練習をしてきたのだろう。
そもそも◆◆(スポーツ)に関してはなんのためにやっていたのだろうと。
悔しさに駆られて、復讐心みたいなものに支配されて、見返してやるただそれだけで、何年も費やした。バカみたいだと。

先輩に聞いたことがあった。
「どうして大学まで◆◆(スポーツ)を続けているのですか」と。
「楽しいから、好きだから」と言われて絶句した。
自分にはない感情だったから。
好きでやってる人に敵うはずもない。
そりゃ結果も出ないわけだ。

どこからが自分のせいなんだろう。
そもそもそういうことを考えてるところから間違っているのだろうか。

私は親になったことがない。
だからこれまで私を無事に育ててきたことの大変さを完全に理解することはできない。きっと大変な思いをして育ててきてくれて、だから私がこれくらい言われてもしょうがないのかもしれない。

もしかしたら私は今の自分の現状を人のせいにしたいだけなのかもしれない。
そうだとしたら本当にクズだ。
自分を傷つけた言動や態度ばかりが強く記憶に残ってしまっているだけで、
冷静に思い返せば私のためを思ってしてくれていたこともたくさんある。
今だって迷惑をかけている。
適応障害で働けなくなり辞職して
故郷の家に帰ってきてから1年が経ってしまった。

それに、今は学生時代の頃の関係性からはだいぶ変わった。
受験戦争も終わり、部活もなくなり、
他人と比べるものがだいぶ減ったからかもしれないけど。

でも、いま一緒に暮らしていて、時々言動や表情から当時の面影が見える。
その瞬間がとてもとても苦しい。
いま、穏やかな関係性が築けているからこそ、
私が早く再就職して家を出なければならない。

※ここからは番外編
私、これ言われたくなかったなシリーズ


➀単身赴任中の父の悪口
夫婦には血の繋がりはないかもしれない。けれど私の半分は父さんから来ているわけで、聞いていてとてもストレスだった。子どもになら言っていいと思っていたのだろうか。それにやっぱりこれの影響で、なんとなくダメなお父さんみたいな印象が小さい頃はあった気がする。真面目に働いて、頑張って、たくさん稼いでいてくれていたのに。お父さんごめんね。

➁「うちは貧乏だから」
確かに住んでいる地域はお医者さんの家が多くて、そこと比べたらまあ、、でもどう考えても貧乏ではなかった。小さい頃はめっちゃ貧乏だと思っていた。我ながらアホすぎる。でも本当に貧乏だと思ってたから、なんとなく自分を育てるのにめちゃくちゃお金がかかっているのがずっと申し訳なかった。というか父に失礼過ぎる。今ならわかる、めっちゃ稼いでいたじゃないか。

③「ブス目開いてないそ、目開けろ」
小学生の頃、ちょうど上記にあったようにアイプチを渡された頃、
メガネをかけていても、かけていなかったときの癖が抜けなくて、
たびたび目を細めることがあった。
そもそも目もそんなに丸い感じではなく、細かったし。
本当に毎日のように言われていたので気が狂いそうだった。
辞めてほしかった。

④「医者か弁護士と結婚しなさい」
失礼な話である。いやまあ言いたいことは今なら少しわかるが。
小学生くらいの頃から結構言われていて、私ははっきりと理由はわからないもののとてつもないストレスを感じていた。
しかし今ならハッキリ言える。
あなたがそうすりゃよかったじゃないの、と。
父さんに文句があるんですか?
勝手に私の人生決めようとしないでください。
お金持ちと結婚したほうがいいって??
そもそも結婚するかどうかわからないのに。
いや確かにお金は大事だけど、小学生の私にはちょっとしんどかったよ。

⑤他人を落とすような発言
特にこれはスポーツの時が多かったが、
私が何かうまくいかなかったとき、私より悔しがって、
家で私に勝った選手を落とすような発言をしていた。
その選手に非はないのに。ただ私が負けただけなのに。
(私が弱いからこういう酷いことを言わせてしまっているんだとも思ってオーバートレーニングに拍車をかけていた)
今もスポーツで推しの選手が出場できなかったりするときは、
推しのライバル選手の悪口を言ったりしている。
聞いていて本当にストレスなのでやめてほしい。
頑張っている人になんてことを言うんだ。
というかそもそもテレビとかを見ていて容姿とか積極的に他人の粗を探すのをやめてほしい。これは言っても治らなかった。というか治らないんだと思う。

⑥「早く死にたい」
どうしろっていうんですか?
死なないでって言ってほしかったのかな。
これは本当に小さい頃から言われてきた。
その頃は「死」というものがわからなくてとても怖かった。
だからそんな恐ろしい言葉を何度も口に出されるのがとても嫌だった。
超ストレスだった。
先日ポジティブな友人に指摘されたのにも関わらず未だに時々言っている。
でも私、今なら言えちゃう。
いや、わかるよ。命を終えたいくらい辛い気持ちになるのもわかる。
止められないよ、私には。

⑦「あんたその大学出てその会社でいいの?」
思い出した。危うく忘れるところだった、この言葉。
忘れたほうが良かったのかもしれないが、これもとてもつらかった。
あんたの大学出てそんなところに就職する人いないんじゃないの?とか
何年後とかに部活で一緒だった子とか周り見て悲しくならない?とか。
内定決まったよと報告をしたら最初にこれを言われて、
最初の言葉がそれですか?と悲しくて泣いた。
というかいろいろ失礼だろ。はぁ?
そもそも完全に闇の中に落ちて内定がないまま卒業して、
周りと差が付きすぎて、そういうレベルにいないのよ。
そろそろ気が付いてくれ。
それに私は自分が幸せだったらいいはずなんだ。今も結構ブレブレだけど。

おまけ

冒頭で中学時代にテストの成績で私と比較していた友人に関しては、
その子の兄弟含め家系的にとても私じゃ敵わないレベルで頭が良かったので、比べる時点で間違っている。(大間違いだよ!!!!!!!!)
中学時代、ほとんど遊びに行かずに一所懸命勉強していたのに、
無茶苦茶言われて傷ついて、ただただ悲しくて泣いていたけど、
今ならわかる。
あのときの私は精一杯頑張っていた。
ちなみにこのあと医学部に進学した友人とは今でも変わらず仲良し(笑)。

あと今になってブスとか言ってったっけとか言うのは勘弁してほしい。
ハッキリ言ってたし、多分無意識過ぎて記憶にないんだと思う。
確かにブスは認めざるを得ないけども。
もっとオブラートに包んで言うとか、さりげなく改善を促すとか、
そういう伝え方だったらなと。
まあもう今更言ったってしょうがないけど。

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#サヴァカンピス
#続く

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