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五十肩にお困りのあなたへ!

こんにちは!
今回のテーマは「五十肩」です!
「最近肩が動かしづらい…」「腕を上にあげると肩が痛い」「肩が凝りやすい」
など肩のお悩みをお持ちの方は多いです。肩の痛みや凝りなどの症状にお困りの方は是非最後までお読みください。

五十肩とは!?

一般的に広く知られている五十肩とは、正しくは「肩関節周囲炎」と言います。


五十肩は何が原因で起こるのでしょうか??

医学的な原因としては、「加齢に伴う筋肉の衰えから血流が悪くなり、凝りが発生し、筋肉同士が癒着して肩の周りに炎症が起きたから」と言われています。


しかし、近年若い方でも増えているため、加齢に伴う変化が全てではなく、「生活習慣やストレスによって血流が悪くなり関節に炎症が起こる」とも言われています。


放っていたら治るの??


「五十肩は放っていたら治るよ」と言われたことはありませんか?

確かに、五十肩は肩関節の周囲の筋肉が炎症を起こしている状態なので、大雑把に言えば炎症が治れば痛みはほぼ取れるからです。

しかし、大きな落とし穴があります。


放っておいて治った方は、五十肩になる前と同じ角度で動かせていますか?動く範囲が狭くなっていませんか?


五十肩になった始めの頃は、痛くて眠れない日々が続いたり、日常生活に支障が出るほど強い痛みがあった場合、約2年ほどたつと多少の動かしにくさや痛みが残っていても日常生活は問題なく過ごせるようになります。


最初の痛みと比べると随分と楽になっているので、「放っておいたら治った」という表現になり、一般的にもそういうイメージに繋がったのだと思います。

しかし、大きな落とし穴があります…


痛みが治まったとしても、動かしにくさなど運動制限は残っています。

つまり、運動制限が残っても構わないと考えるなら、痛みがほとんど無くなるまで2年ほど我慢をする選択をするといいのです。


逆を言えば、「早く対策を立てば短期間で完治する可能性が高い」ということです。



五十肩を早く治すために出来ること


「寝ている時にズキズキする」

「寝返りをうつと痛くて目が覚める」

「痛みで起きてしまう」

「痛くて眠れない」


五十肩は、日中だけではなく夜間にも痛みが起こります。

この夜間痛は一番訴えの多い痛みです。


病院では、肩の下にクッションを入れてなるべく肩が動かないようにして寝ることが勧められます。

しかし、肩を一切動かさずに寝ることは現実的には不可能です。


ここからは、五十肩が痛くなるまでの三つの段階を紹介します。


急性期

2週間〜1ヶ月ほど激しい痛みが続きます。日中も痛みがありほとんど動かせません。

夜間痛もあり、睡眠時間も短くなって寝不足が続き、日常生活にも支障が出ます。


回復期

日中の痛みは徐々に軽減してきて、肩も少しずつ動かせるようになりますが、夜間痛は続きます。

無理に肩を動かそうとすると「ズキン!」と痛みが伴います。

この時期に肩を動かそうとすると、「怖い」とストレスを感じて肩を動かさないようになります。


しかし!

この時期がとても重要なのです!

「無理に肩を動かせば痛い」ということは、逆に「正しく動かすと痛くない」ということです。


この時期に「正しく肩を動かす」ことがその後の運動制限を出さない重要な時期になります。


慢性期

回復期から痛みは軽減し、夜間痛もあったりなかったりです。

しかし、肩の動きには左右差が歴然なはずです。

このまま放っておくと、肩関節の中で癒着が起こり、固まってしまいます。


この段階では、癒着を剥がしていくことを目的としてリハビリがすすめられます。


痛いから動かすのは嫌だ…

そうしてずっと放っておくと、その状態で固まってしまいます。

すると、背中が洗えなかったり、下着が上手く着れなかったりと日常生活に支障が出ます。


回復期の段階で正しく動かして、可動範囲を広げることがとても重要です。

「早く肩の痛みから解放されたい」

「夜に肩の痛みに悩まず熟睡したい」

「動かしても痛みのない肩に戻りたい」


これらに当てはまる方は、「正しく動かす治療」を選択してください。


放っておけば治るは本当の治療ではないことはお分かりいただけたでしょうか?


最後までお読みいただきありがとうございました(^ ^)

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