ドイツ、また行きたい国
昨日のnoteで、ドイツのゴミ捨てシステムについて少し書いた。ドイツ、個人的にものすごく好きな国である。
仕事でドイツに行ったことがあるのだが、どこへ行っても人が親切で、嫌な思いは一度もしなかった。なお、私はドイツ語は喋れない。英語はカタコトもいいところである。それでもホテルのチェックインは普通にできたし、ビールもオーダーできたし、レストランで楽しく食事もできた。
また普通に海外へ行けるようになったら、私はもう一度ドイツに行きたい。
ドイツのブランドといえば
ビルケンシュトックやアディダス、プーマ、ハインリッヒディンケラッカー、あげるとキリがないがスニーカーも革靴も、ドイツ製の靴なら絶対大丈夫、というイメージが私の中にはある。
スタンスミスは「世界で最も売れたスニーカー」としてギネス登録されている。私も大好きで、履き潰して何足も買った。やっぱり提案のグリーンタグが見えるものが好き。永遠の定番だと思う。
ヒール靴を履いて足が痛いとき、夏の休日はビルケンシュトックのアリゾナにお世話になった。足裏のアーチの矯正ができる、履いていて蒸れない、こんなに気持ちの良いサンダルは他にないと思う。アッパーもソールも修理に出せば長く使えるというのも、なんだかドイツっぽくて好きである。
ドイツでの一番の思い出
ドイツ行きが決まった際、ベルリンに滞在するのであればどうしても行きたくて、バウハウスアーカイブを回れるようにスケジュールを組んだ。またドイツに行けるのであればヴァイマールとデッサウのバウハウスミュージアムにも行きたい。去年、東京ステーションギャラリーで開催していたバウハウス展に合わせてこちらの本を読んだのだが、バウハウスの全てが簡潔に本当に分かりやすく説明されている。大学の授業でもこの本を使って欲しかったと心の底から思った…(出版されたのが2020年なので無理な話だが)。
ドイツ一番の思い出といえばバウハウスなのだが、次に行く時は自然あふれるのどかなドイツを感じたいなと思う。
ドイツと言えば、ルートヴィヒ!
そしてもう一つ、ドイツと言えば、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートヴェンである。ベートーヴェンと聞いて望海風斗さんの退団公演を思い出すのは、私だけではないはず…
菩薩様のような美しさに力強い歌声、昨日のうたコンでは久しぶりに望海さんの歌が聴けて本当に嬉しかった。
2020年はベートーヴェン生誕250周年だった。このような状況下でなければ、クラシックコンサートもたくさん行きたかったなぁと思う。
なぜドイツが良かったのか、それは分からないまま
ドイツの何が良かったのか、はっきりとは分からないまま帰国した。人は親切、食べ物も美味しいーーそれだけで言えばアメリカもイギリスもイタリアも台湾もそれなりに楽しかったが、ドイツはなんだかちょっと違うのだ。
街の、どことなくかっちりとした静かさが、私の性格に馴染んだのかもしれない。他に表現のしようがないのだが、かっちりとした静けさを私は感じたのである。
帰国後、なんとなくドイツっぽさを求めて本屋へ行った際に、運命の本に出会った。タニアのドイツ式部屋づくり。
著者の門倉多仁亜さん自身が転勤や色々な国で生活した中で培ってきた生活力、物との付き合い方について書かれている、本当に面白い本だった。タニアさんが取り入れている日本式とドイツ式のいいとこ取りは、シンプルで私の理想とする生活だった。
最近も本を出版されているので、次に本屋へ行ったら探してみようと思う。
私が滞在したのはベルリンのみだが、ボンへも行きたいしミュンヘンやハイデルベルグ、マイナウ島にも行ってみたい。うーん、書いていてますますドイツに行きたくなってくる。
とりあえず、今夜はビールを飲もう。
励みになります。