最近よく聞く「ととのう」ってなんなの?
こんにちは!
サウナ大学を運営している KAZUOKA (かずおか)です。今回は皆さんが気になっている「ととのう」についてサクッと解説です。
「ととのう」ってどんな状態?
ひと言でいえば、「心身ともに調子良い状態」です。でも、この表現ではまだ分かりづらいと思います。近い感覚としては、銭湯で熱いお湯に浸かると、なんだか「何も考えられないなぁ」なんて感覚ありませんか?
いわゆる、瞑想状態で「雑念が無くなる」という状態になります。人によって感じ方が違うようですが、頭の中がスッキリして、非常に調子の良い状態になります。
医学からみた「ととのう」とは?
我々は普段雑念に囚われることが非常に多く、それによって脳の70〜90%が奪われているそうです。結果、脳が疲れてしまい、ボーッとする時間が増えてしまいます。
しかし、脳の中をスッキリすることで、疲労負担が軽減され、集中力や決断力、発想力などが高まることが医学的には解明されています。
「ととのう」サウナの正しい入り方とは?
1. サウナ
背中の真ん中あたりに意識を集中し、初心者は下段がオススメです。上段に行くほど熱いからです。周りに合わせるのではなく、自分が「もうダメ熱い」と思ったタイミングで良いです。無理は禁物です。
▼身体の中の変化▼
「深部体温と脈拍数が上昇する」
最初は副交感神経が優位になるが、次第に交感神経が優位になり
体温上昇とともに脈拍が上がっていく。
2. 水風呂
水風呂前にぬるめのシャワーで汗を流してから入りましょう。体と水の間に膜の衣のようなものができる感覚ができるので、冷たい水があまり冷たく感じないというのも面白い現象です。気道がスースーしてきたら上がるタイミングです。
▼身体の中の変化▼
「心臓への負担が軽減する」
最初は冷たいので、交感神経が優位ですが、徐々に深部体温が
下がっていき、脈拍も正常に戻ります。
3. 外気浴
水風呂を出たら速やかに体を拭き、外気浴へ移ります。外気浴は必ず、横になるか座った状態にしましょう。時間は5〜10分程度で、足の末端が少し冷たく感じたら終了の合図です。
▼身体の中の変化▼
「副交感神経が優位になる=ハッピータイム」
いわゆる、「ととのう」状態がこの外気浴で体験できます。
脳内はスッキリして、リラックスした状態になります。
ただし、血中にはアドレナリンが残っています。
しっかり「ととのう」5つの条件とは?
1. サウナ→水風呂→外気浴の順番を守る
2. 1〜3セットの途中で行動を追加しない
3. 水風呂→外気浴の移動は素早く
4. 最終セットは水シャワーで
5. 必ず水分補給をする
手順を守って速やかに行動をすることが大切なんですね。仕事にも共通することですね♫以下の図解の通り、水風呂→外気浴の初めの2分が最大の「ととのい」タイムです。
「ととのう」の意味なんとなくわかりましたか?僕も理解するまで、何度かサウナに入りましたが、今では1回で「ととのう」状態になれるので、とてもコスパの良いサウナタイムを送ることができます♫
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また、サウナが文化として本格的に定着するためには、みんなが楽しく安全に入れることが不可欠です。そのために「人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?」などを通じて正しい情報を収集し、安全性を高める必要も同時にありそうですね。
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