事無きを得る

先日から山岸運送さんの常務室を弊社にて改装させていただており、本日引き渡しをした。
その際に常務である龍大さんと話をし、今の自分に深く突き刺さったことを共有したいと思う。

無事

龍大さんは同じ後継者の先輩であり日々様々なことを教えてもらっている。
私自身最近沢山悩んでいたことを打ち明けたところ、龍大さんからこんな問いを投げかけられた。
"無事"っていう言葉の意味なんだと思う?
私は、"何もなかったこと"と答えた。
そしたら龍大さんから、
"事無きを得る"という意味だと教えてもらった。

どういうことかと言うと、
複数人で会社として事業を行っている状態というのは常に自分以外の誰かが動いている。
事業を行っていると常に様々な問題がつきものである。
様々な問題が起こっても、その問題に対して働いてくれている方々が努力をして有事にならないようにしている。まさにこの状態が"無事"という状態である。
無事というのは、"何もなかったこと"ではなく、"大事に至らずに収束する"ということであると教えてもらった。

会社を経営して、利益を出し続け無事に続けていっているこの状態の裏には先代からそして今働いている人たちの多くの努力が積み重ねられている。
これらの事象に対してもっと意識をしなければならないと感じた。

もっと会社のことを深く知り、会社の中で自分が会社のことを最も知る人間になることにより、今まで働いてきた方々や今もなお働いている方に対して尊敬の念を持っていきたいと思う。

今後の森大亮のアクションプランとしては、
①自分の企業の歴史や各事業の収支、市場動向も踏まえて最も会社内で増商について詳しくなる。
②選択と集中で、目指すべき目標を決める。
③目標達成のための課題の整理と、自分自身がやらないことを決める。

ということで、頑張っていこーー!

いいなと思ったら応援しよう!