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無職になって気付いた事

こんにちは、いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
本日は、私が無職時代に考えてた事や、気づいた事について共有させて下さい。

まずは私自身の経歴から少しお話しをさせていただきたいです。
私は元々、地元の大手自動車会社の部品製造工場で10年働いておりました。

地元ではその会社で働いていれば安定だね。なんて言われていたように思います。(蓋をあけてみると、夜勤手当がないと給料面でかなりきついと、職場の方々は悲鳴をあげておりましたが)

11年目を迎えるくらいのタイミング、
あるきっかけと(きっかけの詳細はまた次回以降の記事でお話しできたらと)妻の後押しもあり営業の世界に飛び込みました。

転職した当時は家を建てており、子供が生まれたばかりの状況。
周囲の期待に応えようと意気込んで転職したものの、長時間労働や上司の関係も上手くいかない毎日。

その結果、身も心も憔悴してしまい、家族や信頼出来る人に相談し、仕事を辞めるという決断をしました。(この時は顔死んでるよってよく言われていた)

私としては、仕事がなかなか上手くいかないが、妻や周りの人達からいただいたチャンスを無駄には出来ない、だからやり切りたい。

なので辞めるなんて選択肢はなく、
もらった期待や信頼を裏切る訳にはいかない。そういう決意で身を粉にして働いていたつもりです。

一方で必死に働いていても、なぜか自分が望んでいる結果から遠ざかる様な感覚になっていきました。
夜遅くに帰り、その後勉強する日々。
結果的に家族との時間が減り、妻との関係も悪くなる。

なぜだろう、俺は家族を支える為に頑張ってるのに。
転職したばかりなんだから時間が取れないのは理解して欲しい。(妻も子育て1年目で頑張っていたのは一緒だと今だからこそ思いますが)

正直、自分に余裕がなく、妻に寄り添う気持ちがどこか薄れてしまい、このような思考になってしまっていたように思います。

仕事を辞めたものの、一大決心で決めた1社目という事もあり、想像以上に精神へのダメージが大きく、なにもやる気が起きない。(仕事を辞める結果になったのは自分が弱いからだと、当時はかなり自分を責めていました)

自分はどういった業界で仕事をしたいのかも分からなくなり、時間だけがすぎて先の見えない長いトンネルを歩いているような感覚。

どこか無職になってしまう事自体が悪いと思ってしまっていた私ですが、時間の経過と共に心境の変化が起き、実際に無職を経験したからこそ気付けた事があります。
ある種トンネルの向こう側に見えた光とも言えました。

まず、一度無職を経験してしまうと人間は面白いもので、なんだ、死ぬ訳じゃないしこんなものかと思えるんですよね。(内心、死ぬほど不安なのにね)

時間の経過と共に心境の変化は続きます。
毎日不安な気持ちはあるのに、自然と無職になったおかげで、家族と過ごせる時間をたくさんもらえたと思えるようになり、心も前向きになっていきました。

毎日一緒に育児をしたり、
スパイスカレーを妻に振る舞い、美味しいねと言ってもらえる事。

そんなかけがえのない毎日が、今では良い思い出であり、貴重な経験をさせてもらえたなと。

無職になったおかげで、大切な事を思い出させてくれましたし、支えてくれた方々に感謝しかありません。

落ち込んでどうしようもない時こそ、自分は動かず時間だけ動いてもらいましょう。
そうすればなにか見えてくるかもしれませんので。

少しでも参考になれば幸いです。
それでは!













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