アーユルヴェーダの小児科でできること
ピンクの紙の写真は、インドの赤ちゃんに出された処方箋。
髄膜炎と脳炎の両方を発症する難しい病気に対して、西洋医学の病院で出されたものです。
この赤ちゃんは、全般性の発達遅延で、目も見えない。
結節性硬化症という6000人に1人という難病の赤ちゃんもいました。
1日に100~200回も引き付けを起こして、西洋医も文字通り匙を投げた....出されても効かなかった処方箋の束がそれを物語っています。
今、名古屋のアーユルヴェーダ学会総会のために来日しているアーユルヴェーダの小児科医、Dr.Vyasはこの子たちを治療して、普通に遊べるように治しました。奇跡みたいな、たくさんの子どもたちの治療の成功例に、会場にいる日本のお医者さんたちも目を見張っていました。
私は通訳のかたわら、いわゆる「知恵遅れ」で一生そのままだったかもしれない子どもたちを、どうしてあなただけが、こんな風に治療できたんですか?と、聞いて見ました。
単純に彼が優秀だからというには、あまりにも頭抜けています。
何か特別な修行をしたのだろうか?私の師匠のように、伝統医の家系に生まれたのだろうか?..答えは、そのどれでもありませんでした。
奥さんと顔を見合わせて笑いながら、彼は「時間をかけるからですよ」と、答えた。1人の患者さんを1時間はゆうに質問責めにする。そして満足がいくまで考え抜いて処方箋を書く。薬を出すときも、スタッフがそれを正しい微細さまで潰すかどうか、横に立って見届けてから出す。
全員が少しづつ違うから、とにかく観察して、考えるのだといいます。夕方まで大学で教えて、夕飯を食べてから、待合室に並ぶたくさんの子どもたちをみる。見終わる時には午前2時なんてこともあるそうです。
好きなんだな…この仕事が..。
このDr.Vyasに、オンラインで授業をお願いしました。
10月13日の午前ですが、アーカイブで1ヶ月見られます。
おねしょ、夜泣き、不眠など、夜の赤ちゃんに起きがちな問題を取り上げて、何が原因で、どうすれば治せるか、ということだけをお話しするので、全然難しくはありません。子育てに生かせるホームレメディの話もあります。
アーユルヴェーダ初めて、というかたも歓迎です。
「夜の赤ちゃん問題をすべて解決!アーユルヴェーダの小児科でできること」お申し込みはこちらから→https://peatix.com/event/3365756