賢者の言葉(6月9日分)
【賢者の言葉679】
希望とは、輝く太陽の光を受けながら出かけて、雨に濡れながら帰ることである。
ジュール・ルナール
(フランスの小説家、詩人)
(補足・ネット上の編者の方より)
輝く光を浴びて順調に事が運ぶと思って意気揚々と進んでいる時ほどそれが順調にいかない場合は落胆が大きい。しかしそんな時こそくじけることなく希望を持って前を向いて歩んでいくことが大切だという意味がこの格言には込められているのではないだろうか。
希望とは思ったようにいかない状態や困った状態にある時に救いとなるものである。虐待としても捉えられるルナールの少年時代の母親からの様々な仕打ちや家庭内で身の置き所のないような日々。ルナールはそんな苦い経験の中で、きっとそれでも希望を持とうと自分に言い聞かせて過ごしていたのだろう。
私達は時に失望するしかないような辛い状況に置かれることがある。そんな時こそ希望を持ってまた輝ける光のもとに立てるように進んでいきたいものである。
〜kenshinのコメント〜
●晴れの日に希望を持つことと、雨の日に希望を持つこと、それぞれ価値があると思いました。
●前者は順境の中で更に魅力的な希望を持てるか、後者は逆境の中でも魅力的な希望を持てるか、ということなのではないかと私は思います。
●順境でも逆境でも、人生に夢と希望を持って豊かに生きる、そういう生き方が非常に素敵だと思いました。
感想やコメントいつでも貰えると嬉しいです。それでは、今日も良い1日にしていきましょう!
(注釈)「賢者の言葉」は歴史上で世界でご活躍された(ている)方々の言葉で特に私がときめいた言葉をご紹介させていただきます。複数の書物から引用させていただいております。翻訳や私自身の解釈、一部表記に誤りがある場合もあるかと存じますが、社会をより良くする為の素敵な言葉や考え方を広めたいという思いで続けておりますので、温かく見守っていただければ幸いです。何かお気づきの点あれば、ご教示いただければ幸いです。