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地方公立大学院生がGoogle UX Design プロフェッショナル認定を受講し始めたお話(2021.11.30に修了)
こんにちは、現在、私は地方の公立大学院で情報デザインと感性工学を学んでいる大学院生です。先日、InstagramでGoogle UX Design プロフェッショナル認定の広告と出会ったことをきっかけに興味を持って受講し始めました。色々と調べてみると、noteで深津さんやSakinoさん、Hitomiさんが受講していることを見つけて、日本にも同級生がいることに驚きました。Sakinoさんが2か月目を終えたタイミングで記事を投稿していたこともあり、私もある程度進んでいる今のタイミングで記事を書いてみようと思います。
Google UX Design プロフェッショナル認定とは
Google UX Design プロフェッショナル認定(Google UX Design Professional Certificate)とは、Googleが考案したUXの専門的なオンラインコースです。実際にGoogleで働いているの社員の方々が講義を行ってくれます。本コースは、Courseraというオンライン学習講座を提供している教育プラットフォームで受講することができます。2021年8月現在、Courseraでは世界中の約250の大学や企業と提携を結んでいます。
以下の7つのコースを全て修了することでGoogle公認のUX Design プロフェッショナル認定の証明証を得ることができます。
1. UXデザインの基礎
2. UXデザインプロセスをはじめる
3. ワイヤーフレームと低精度プロトタイピング
4. UXリサーチと初期コンセプトのテスト
5. Figmaでの高精度のデザインとプロトタイピング
6. Adobe XDによるレスポンシブWEBデザイン
7. ソーシャルグッドのためのUXデザインと、就職の準備
(深津さんのnoteから引用)
推奨は週に10時間以下で、6か月以内に全コースを修了できるそうです。しかし、カリキュラムは柔軟に調整することができ、自分のペースに合わせて3ヶ月で修了や、1年で修了も可能です。
また、本コースでの使用言語は全て英語です。スピーカーの発音が綺麗なので聞き取りやすかったです。ある程度の英語力(リスニング・リーディング・ライティング)は必要だと思いますが、授業は音声のスクリプトもあるので、翻訳ツールを活用すると少し楽に感じるかもしれません。
コースのコンテンツ
📹 Video
Googleのデザイナーであるインストラクターがトピックについて話す動画がメインで、その他デザイナーへのインタビュー動画も。
(特に、メインスピーカーの方々は本当に話すのが上手で感動する)
📕 Reading
各章のトピックについて、動画をより詳細化したリーディング教材。任意で関連トピックについて記事も提供される。
🧐 Quiz
└ Practice Quiz:↑の2つに基づく選択式のクイズか、採点されないセルフ課題(ペルソナ作ってみよう、とか)。
└ Quiz:Weekごとのグレードに反映されるまとめテスト。これも選択式。
🗣 Discussion Prompt
参加任意で、テキストで質問に答えるアクティビティ。自分で投稿すると、他の生徒の回答も見られるようになる。
🤝 Peer-graded Assignment
章を通して制作したアウトプットを提出し、他の生徒に添削してもらう。提出後、自分も他の生徒の課題をレビューする。
(Sakinoさんのnoteから引用)
価格
気になる価格は月額39ドルで、いつでも解約できます。また、無料トライアルで初回の7日間は無料です。さらに、学生割引もあり、全てのコースから1つ無料で受講できます。
受講した4つの理由
1.学生割引があったから
実はCourseraは以前から気になってはいましたが、受講するまでには至りませんでした。しかし、学生割引で1つのコースを無料で受講できることを知り、「学生の身分を最大限活用して、これは挑戦してみるしかない!夏休みが始まったから、まとまった時間が取れるし!」と思い、7つのコースのうち1つ目のコースを無料で受講しました。学生割引と無料トライアルを終え、2つ目のコースからは有料でしたが、1つ目のコースをきっかけに自分のペースで学習を進めれたため、今も学習を続けることができています。
2.海外との繋がりが減ったから
私は大学の学部時代に国際交流や留学、海外での展示会を経験して、時間がある大学院ではさらに積極的に海外活動に挑戦しようと考えていました。しかし、大学院入学のタイミングでコロナウイルスが流行してしまい海外活動が難しくなってしまいました。大学院に進学して、初めての国際学会もオンライン開催で実感が湧きませんでした。海外に行くことのできないストレスを感じている中で、少しでも海外との繋がりを感じたいという思いから、本コースを受講しました。おかげ様でSNSで海外との繋がりを増やすことができています。
3.GoogleのUXを学びたかったから
率直に、私はGoogleというアメリカのビッグ・テックから世界に通用するUXを学ぶことに興味を惹かれました。Googleが、どのような視点から、どうような手法を用いて、どうようなプロセスでUXを設計しているのかがとても気になりました。もちろん、内容は基本的なことではありますが、基礎固めは重要だと考えています。
4.自分の能力の客観的な証明が欲しかったから
私は大学の講義で、デザインプロセスに沿った活動をしてきましたが、その経験や技術を客観的に証明できるものがありませんでした(大学の学位を除く)。そのため、履歴書にも書くことができるGoogle UX Design プロフェッショナル認定はとても魅力的に見えました。自己満足ではありますが、自分の経歴にひとつ華を添えたいと思いました。
以下がこれまで修了した2つのコースの修了証です。自分で努力して得たものはキラキラして見えます(笑)
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58720945/picture_pc_633b9d8adf866bf369d775b5f22b7de9.png?width=1200)
1つ目のコース「Foundations of User Experience (UX) Design
」の修了証
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58720956/picture_pc_8eed0011092a04558e870f940658a601.png?width=1200)
2つ目のコース「Start the UX Design Process: Empathize, Define, and Ideate」の修了証
今までの感想
今までの感想としては、素直に楽しいです(笑)正直に言って、大学の講義よりも楽しいかもしれません(笑)もちろん、大学の講義の中にも楽しいものはあります。しかし、Googleの社員の方々の説明が上手で理解しやすかったです。さらに課題で海外の受講生たちと提出物を評価し合ったり、ディスカッションしたりと交流もあるのため、様々な価値観に触れることができるのは貴重な体験です。
今後の予定
今は大学の夏休み期間なので、この期間を有効活用して本コースを進めていこうと思います。また、秋には基本情報技術者試験も控えているので、それと大学院の研究も含めた3つを両立していこうと考えています。
追記
2021年の11月30日に修了しました!詳しくは別の投稿でまとめようと思います。
加えて、基本情報技術者試験も午前と午後共に9割以上で合格できたので、その勉強方法についても投稿する予定です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/68640031/picture_pc_04b141e362e044da1265b63dbcde46e1.png?width=1200)