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自分の感性をなかったことにしないで
自分の唯一無二の感性を、大切なこころをだれかに明け渡さなくていい。
一般的な常識に当てはめられて否定されたり理解されないことに絶望しなくていい。
自分は自分として生きていく覚悟というものをもてば、自然と歩むべき道が見えてくる。
自分の気持ちと体が自然と動いてしまうような方向に進める。
だって、本当は心のどこかで気づいているはずだから。
そこには、見栄とか嘘とか自分を飾るような言葉はなくて、ただ自分の生きたいように生きる、そんな価値観だけが残っている。
あの人みたいになりたい
あの人みたいに生きたいって思うより、
わたしはこうやって生きていきたい
わたしはこれをやっていきたい
と、自然に思えるようになる。
他人の二番煎じになんか価値はない。
だって、輝いているその人がいれば十分だから。
どこまでも孤独で独創的な自分らしさが一番価値のあるものだと思う。
この記事でも書いたけれど、孤独は決して悪いものではない。
むしろ、新しい自分を見つける手がかりにもなるし、ただ過ぎていく日常をゆっくりと眺めることができる。
その中で、自分にとって本当に大切なものや必要な言葉、環境、そのすべてにおいて実感できるようになる。
その孤独の中で見つけられたものは、自分にとって唯一無二の宝物になると信じている。
生きている間はたくさんの人と会ったり、いろんな状況を経験して自分の感性を磨けばいいと思う。
そして、その中で感じたことや言われたことを自分の中でうまく混ぜ合わせたり固めたり、削ったりしながら自分だけの感性を作り上げればいい。
一度、自分が本当に望んでいることをやってみるといい。
その瞬間だけは、ただ味わうだけに生きている感じがする。
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この世界は広く、どこまでも果てしない。
この世界に自分と同じ感性をもった人たちと生きられることを大切にしたい。
こうするのが正解。
そっちの道は危ないよ。
どうやって生きていくの。
将来のことちゃんと考えなさい。
そう言われて生きてきた人は多いと思う。
人より繊細で敏感で、神経質でどうしようもなく生きることが辛くなったあの日。
生きずらいと思う理由に共感されなくて、涙を我慢したり、無理に作り笑いを浮かべて回りに溶け込む努力をしていたあの日。
けどそれは紛れのもないわたしの個性だから、我慢するとかみんなに合わせるとかそんな型みたいなものに当てはめなくてもいいんだってこと。
誰かにとっての正解が、自分にとっても正解とは限らないんだから。
生き方は、人の数だけたくさんあるのだから。