部員さんがやってきた
2022.4.9.Sat.
1回目のうね立てが延期となり、翌週、土もすっかり乾いてベストコンディションで迎えた「いもほり部」うね立て。いよいよ、部員さんたちがやって来ました。この日は、9家族、22名のご参加でした。
前日までに、トラクターでの耕運、計測、機械を通す目印の棒立てまで終わらせ、さつまいもを植える畑はスタンバイOKでしたので、早速うね立てを始めていただきました。
残念ながらレイキが4本しかないため、体験していただくのが順番待ちになってしまいました。レイキで土を寄せる作業は、かなり力も使うので、連続して長時間するととても疲れます。ですから、休憩しながら交代で作業していただくのがちょうどいいかもしれないと思っていたのですが、なんの、「どんどんできます!休憩時間がもどかしいくらい」という心強いお声をいただきました。機械が通る前に目印の「青い棒を抜く作業が楽しかった」と言ってくれたお子さんも。
実は、さつまいもを植えるのは、この畑の一部なのですが、さつまいもの部分だけではあっという間に終わってしまいますので、トマトやナスを植えるうねも立てていただきました。
機械が盛り上げた土をレイキで寄せる作業は、2回繰り返します。機械を2回通すことで、高いうねに仕上がるんです。午前中の作業は2回目の途中で終わらせ、ランチタイム。
料理家ますみんによるランチのメニューは、ニラと干ししいたけがたっぷり入った肉まん、糖の吸収を和らげる菊芋ポタージュ、摘みたてつくしの卵とじ、山のお米のおにぎり。農薬と化学肥料に頼らない我が恵良農園の野菜をふんだんに使ってくれてますよ。おにぎりは、白米としいたけご飯のどちらかを選べます。
部員さんの中に、ライアー(竪琴のような楽器でした)を演奏される方がいて、食後に奏でてくださいましたよ。まるでおとぎの国にいるような穏やか~な雰囲気に包まれたひとときでした。
別世界を体験したあとは、またお仕事。
2回目の土寄せをしてから、今度はさつまいもを植えるうねにマルチを張ります。マルチというのは、草対策と保温のための黒いビニールです。
マルチの端をうねの端に埋め込み、ロールを伸ばしていって、向こうの端も埋め込んでしっかり留めます。それから二人組になってサイドをところどころ埋めていきます。
このサイドを留める作業が、とてもキツイんです。慣れないと鍬(くわ)は扱いづらいし、腰にくるし、私はこの作業で右腕が腱鞘炎のようになっております。写真で見ただけではわかりませんでしょう。この作業をやったことのある方なら、わかってくれます。だからですね、マルチ張りを終えたあとの達成感は大きい。
「このうねに愛着が湧きました。僕はこのうねに植えたい!」と写真左の部員さん。うんうん、その気持ち、よーくわかります。
マルチ張りを終えたら、本日の作業は終了。ますみんのおやつをみんなでいただき、記念撮影。終了の4時まで残れなかった方々もいらっしゃり、写真に入っていただけなかったのが残念です。次回からは、全員が揃う昼食前に撮影しようと決めましたからね。