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援農を仕事にしたい!マジです。

援農を始めて今年で5年目、札幌在住のマツモトサツキです。

援農にハマって、時間さえあれば行っているわたしですが、よく聞かれる質問があります。

「お仕事は何をされているんですか?」

きっと、このnoteを読んでくださっている読者様も、どこかで気になっている話題かもしれません…笑
(いや、そんなにヒマじゃないですよね!)

仕事ですか?援農をお仕事にしたいです。

今現在、お仕事していますか?
と聞かれたら、「単発の農業アルバイトをするか、マンガやイラストのご依頼があれば請け負っています」と答えています。

というかですね、、、
それ以外の仕事をしているヒマがあったら、援農したいんです!!

これが切なる本音なんですが、どうしたらいいんでしょうね?w

そしたら、援農を仕事にするのが筋じゃないでしょうか??笑

援農を仕事にするって…?

援農って、有償と無償どちらもありますが、
わたしの場合は、無償ボランティアでやっています。
だから、援農そのもので経済を回す考えじゃないんです。

っていうか、ぶっちゃけお金はどうでもいいんですwww

私が興味があること、それは、

援農を社会的なムーブメントとして盛り上げていくことです!!

援農4年目に入ってから、そろそろ、自分で楽しんでそれでよい、ではなくて、自分がやっていることを、社会や他の人の役に立つような活動としてできないだろうか…?と、思い始めてきました。

人の役に立つこと、それが仕事になるはず

では、どういう形が、社会や人の役に立つ形なんだろう…

シーズンオフの冬の間に、いろいろ考えていました。

最初は、援農コーディネーターみたいな感じかな?と思い。
農家さんと手を組んで、援農体験みたいなイベントを立てて、援農に興味をもってもらうきっかけ作りをしたり…
援農好きのグループを作って、今ここの農家さんが人手を必要としている!という情報を共有して、みんなで出動できるような仕組みを回してみたり…

という案です。

ただこれら、なんでか、自分でいまいちピンと来ていなくて…(笑)
(なんなんだ…)

自分の好きな「援農」に、5年目はテーマが必要でした。
わたしはこれからも援農に励みたい、どうせ援農をするのであれば、テーマや目標を立てて、より大きなエネルギーで皆さんに関わりたいのだ、と。

そもそも、社会や人の役に立つって、なんなんでしょうか…。

考えを掘り下げていきました。

援農のキーワードは、「農が近くにある暮らし」と「お金を介さない関係」

援農の魅力はなんといっても、暮らしの近くに農がある、これは大きいと思います。
もちろん、人によっては、農業を勉強したいとか、純粋にこの農家さんを助けたいとか、自分の居場所として…etcなど、もっと多岐にわたるかと思います。

わたしの観点だと、誰でも「食べること」って、毎日しますよね?

この食べ物は、植物であれば、畑や自然の中から得られています。
農が生活の近くにあるというのは、とてもシンプルで、人として安心感があったり、満足感があると思うのです。

この感覚は、個人的状況に関わらず、多くの人に共通するものだと思うのですよね。
というところで、「農が近くにある暮らし」というのは、かなり価値が高いだろうと思うのです。

ただ、農が近くにある、ということであれば、家庭菜園でもいいですし、農家さんのところで(または直接)働いていても、同じ意味です。

わたしが最初、援農コーディネートではピンと来なかったのは、農との距離感が近くなる、というポイントしか見ていなかったからです。
もうひとつのポイントは・・・

「お金を介さない関係」

これが、なかなか不思議がられるというか・・・
援農ボランティアやりたい!と思った人でないと、なかなか理解がすぐに得られないところであります。

つまり、「お金出ないのに、農作業手伝うって、なぜ??」と思われるんですよね・・・大体。

わたしはむしろ、お金をもらう農業アルバイトだと、
本当に「やった仕事と、対価の交換」に基本なるのですが
援農ボランティアだと、なぜか
「お金にならない付加価値」が生まれることが多いんですよね。

本当に思い出になるような、みんなとの畑のご飯とか、
農作業しながらおしゃべりしたことがすごく深かったり、ためになったり。
お金の代わりにもらうお野菜や、その他が、とっても美味しかったり。
畑で得る、一期一会の人間関係とか。

援農じゃないと得られない!という事はないと思うのですが。
仕事だと、とりあえず責任を果たす!という緊張感からか、あまり幅が出づらいかな~という体感ではあります。

このお金にならない付加価値は、とっても精神的に満たされますし、いわば幸せや豊かさ・・・とも言い換えられるものです。

お金を介さないことが、これからの激動の時代のキーになるかもしれない

そんなこんなで、援農をどう仕事にしていくのか、ビジョンを探っていたわたしですが、あることに思い至って、これだ!となりました。

これからの激動の時代に備える

ということです。

もちろん、何もない平和な時代が続けば、越したことはないんです。
ただ、色々ありますよね…将来のこの世界の、懸念材料。

環境変動で、食糧が得られにくくなる可能性

金融危機で、経済が混乱する可能性

世界情勢により、物流が止まってしまう可能性

お金を出せば、だいたい思う事が出来るような環境は、もはや数年後には無いかもしれないのです。

そんなとき、わたしはきっと、昔の暮らしを思い出して、
今ここにあるもので、衣食住を叶えられるような、そんな道を探すはずです。

農家さんの中には、東日本大震災で、今後食糧危機に見舞われてもなんとかなるように、農家に転身した方もいらっしゃいます。

Youtubeで検索すれば、農家さんが考える食糧危機…というテーマで、持論を聞けたりする動画も上がっています。

とはいえ!
農家さんとコネクションを作っておいて、食糧に困っても頼れるようにしようー!
という単純な話ではないのですが(; ̄▽ ̄A)
(ですよ!ここはほんと。単に食糧確保が目的でしたら、自分で土地を持って、自分で育てた方が絶対いいですよ~。)

お金を介さない循環社会

結局行くつく先は、これではないでしょうか?

これを理想として、エコヴィレッジのように何年も前から試みをされているところもありますが、
もう何らかの外的要因で、強制的にそこに突入させられる可能性もあるのではと読んでいます。

あまり細かい予想はできないのですが、今わたしの頭の中にあるのは
大体このようなところです。

援農を通じて、少しずつ暮らしを自然に近くなるよう変えていく。
「流通を介さない」生活スタイルを考える。
暮らしそのものの自給能力が高い農家さんに、今からいろいろ学ぶ。

人数が増えてきたら

それぞれの得意なことを活かしあう
草の根から一歩一歩「みんなでやる自給自足の暮らし」を作っていく

この辺りに、携われたら・・・
と、今のところ思っています!

一応書いておくのですが、援農を仕事にしたい、とはいえ
お金になるかならないかは、別にこだわらないのです。
今決めなくても…というか。
要は、援農を肩書きにしたいとか、社会活動に昇華させたい、
と言いたいのかも。

今年私がめざすこと

大きなビジョンは以上、語りました。

では具体的に何をしようか?というわたし個人の話です。

個人的には、
インスタやnote、マンガを通じた、援農の魅力発信
まずは今年はここに注力して、アウトプットをしていくつもりです。

それを見てくれた人が、「一緒に援農したい」と言ってくれたり、全国の農家さんや関係者さんから「うちにも来てほしい」と、なにかコラボするような流れになったらいいな~と願っています!

読んでくださって、ありがとうございました。

このnoteでは「援農」を語り、
日々の援農の様子はInstagramで報告しています。
https://www.instagram.com/satsuki__1979/

どうぞよろしくお願いします(*^^*)


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