花丸をつけてみよう
これは、有給消化が始まってから1週間経った頃のお話
これだけ休みがあれば、やりたかったことを思う存分できる!
最初のうちはやる気で満ち満ちている。
しかし、1週間も経てば休みがある状態に慣れてくる。
すると どうだろうか
最初の意気込みはどこへやら
ふっと吹けばさっとどこかへ飛んでいってしまったようだ。
そんなことではまずい、と思い生活習慣を見直した。
まずは現状把握が大切だ。
1日自分が何をしているか手帳に書き出してみる。
ここでのポイントは時間の可視化だ。
時間は目には見えないけれど、「その時間で何をしたか」を書き出すことで、時間をみることができる。
こうして客観的に行動を眺めてみると、一度タブレットやスマホに手を出すとSNSへの旅に出てしまうことが明らかになった。
気づいたら平気で1時間くらい経っている。
与えられた情報を「見るだけ」の受動態は楽で自分で考えることは少ない。
だからこそ、意識しないとずっと時間も思考も侵食されたままになる。
そんな状況を打破すべく、一点目標を実行した。
一点目標とは、「これだけは絶対に今日やるぞ!!」という目標を1つ決めきってやりきることだ。
やり方は簡単
1.今、頭に浮かんでいることをすべてノートに書き出す。
2.書き出したことの中から1つだけ、「これだけはやる!」ことを決める
3.手帳などにその目標を目立つように書く。
4.1日のうち、どのタイミングでもいいのでとにかくやりきる
5.できたら花丸シールを貼る。もちろん手描きもOK
この「花丸」というのがミソで、子どもの頃に返却されたテストの花丸などを思い出して、自分もやればできる!と勇気を与えてくれる。
子どもの頃は大人が花丸をくれたけれど、大人になって花丸をもらうのは難しい。
それは、自分へのダメ出しであったり、もっとできると思って簡単に花丸を出すことはできない。
でも、もう少し考えをゆるやかにして、自分を認めて褒めてもいいのではないかと思う。
そんな思いを形にしたのが「花丸」だ
たった1つの花丸が、あれもやってみようかなと、行動連鎖が起こる。
こうなればしめたもの。無双状態だ。
1日の終わりには充足感に満ち満ちている。
人は慣れると目標や目的を失いがちだ。
定期的に自分を客観的に見る習慣を続けていきたい。
限りある時間を生きるためにも