インプットをうまく活かせない人のために思いついたこと
こんちは。
写真仲間と最近話す内容として
「センスってどうすんの?」
みたいな話をいつもしています。
で、
結局はいいものをたくさん見ることだよね
みたいな話になるんですが、
インプットしたものをどう使えばいいかわからない
という問題が結構スルーされがちと思います。
で、今日はそれらの悩みのヒントとなるかもしれない、
僕が良くやっているけど、他ではあまり聞いたことない
方法を一つ紹介します。
それは
「作者の変換フィルターを推し量ること」
(勝手に作ったことばです)
です。
一般的には
「感性」
という言葉で表されているような気もします。
説明します。
たとえば
宮崎駿のナウシカ
漫画家ジャン・ジャロー氏のメビウス
に影響を受けているそうです。
言われてみれば似ている!って感じしますよね。
しかしナウシカはナウシカでまた新しいテイストになっていますよね。
この元ネタからのずらし具合=変換フィルター
です。
この
元ネタとの差分を知る
のが大事だと思います。
引用具合といってもいいかもしれないですね。
良いなと思う映画やなにか創作物に出会ったときに
製作者インタビューや、考察、バックグラウンドの特集を見に行くと良いです。
そこから、
「最終的な創作物-影響を受けた元ネタ=作者の変換フィルター」
という感じで、変換フィルターを予想していきましょう。
そうすると、
次は
貴方の変換フィルターが意識できるようになってきます。
個人的経験ですが、
多くは
言語化できないような部分だったり、ふわっとした表現にとどまると思います。でもそれでいいと思います。
ちなみに、
パクリと言われているものの場合、この変換フィルターが機能していないことが多いのかな?と思っています。
まとめると、
1創作物の元ネタを知る
2そこから作者の変換フィルターを知る
3比較して自身の変換フィルターを意識する
これができると
インプットがもりもり力に代わると思います。
今はインプットをうまく活かせない人は
インプット×変換フィルター=創作物
この変換フィルターがどこかへ行ってしまってるから
インプットがうまく活かせないのかもしれません。
ただしこの変換フィルターそうそう簡単に自覚できないっていう問題もあるのですが・・・・・
それでは。