140、「作業」と「仕事」の違い
2025年が始まりました。
個人的な事情ですが、2025年は勝負の年です。
昨年、「桁違いの仕事をする」という言葉を仕事で初めて聞きました。
今年はその言葉通り、「桁を変える仕事をすること」をテーマにします。
この言葉を伝えてくださった方は、この2年間で非常にお世話になっている大商人の方です。この方からは数えたらキリがないくらいのことを学ばせていただいてますが、中でも「仕事」を学ばせていただいていることは自分にとって大きな価値があることの1つです。
今回は、その方から得た「仕事」に対する気づきを記事にしてみます。(あくまでも個人の意見ですのでご了承ください)
「作業」じゃなくて、「仕事」をすること
一番、目から鱗だったことは「仕事」と「作業」は異なるということを明確に伝えていただいたことです。
当時の自分は「作業をすること=仕事をしていること」と認識していたので、「自分、仕事はあんまりしてないなー、作業はしてると思うんやけどね」と言われた時は衝撃を受けました。
作業と仕事の根本的な違いを知ること
まず、自分が取り組んだことは「作業」と「仕事」の違いを明確にすることです。下記、AIの力を借りてその違いを定義してみました。
作業とは・・・
指示やマニュアルに基づいて行う、設定された手順に乗って進める行動。
大抵の場合、創造性や判断力を必要とせず、相手の要求を満たすことが目的となる。
例えば、データ入力、部品の組立て、指示された設計の実行などが「作業」に当たるということです。
では、「仕事」とは?
仕事とは・・・
自分の能力や創造性を生かしながら、社会やお客様に価値を提供する行動。自己の判断と責任を伴い、社会やお客様の問題解決や要求を満たすことを実現すること。
例えば、新製品の設計、経営/販売戦略、マーケティングなどが「仕事」に当たるということです。
なぜ「仕事」をすることが重要か
「作業」ではなく「仕事」をすることで、自分や周りの人々に価値を提供できるようになります。その理由をいくつか記載してみます。
自分の存在価値が上がる
社会やお客様へ価値を提供することで、自分の存在価値や自己評価が向上します。これにより、周りから信頼を得られる可能性が高くなる。自分を成長させる機会を増やす
「仕事」は創造性や判断力を求められるため、自分の知識や能力を向上する機会が多い。コミュニティが広がる
「仕事」を通じて、社会やお客様の課題解決をし、要求に応えることで良好な人間関係の構築や自身のコミュニティ形成につながる。
「仕事」ができる人に成長するために
では、どのようにしたら仕事ができるようになるのか?
下記は、私がいただいたヒントをもとに考えた、仕事ができるようになるための行動を記載してみます(実際にそうなのかは現在検証中です)
作業を徹底すること(仕組み化すること)
「仕事」をするためには、まずは「作業」を徹底することが重要になります。「意志決定の残量」というものがあり、「仕事」にはこの意志決定の残量が必要になると思っています。そのため、「作業」においては常に「仕組み」にすることで、「意志決定の残量を使わずに作業ができる状態」にすることが重要になります。(個人的には、作業が漏れている人のところに、仕事は来ないと思っています。)目的を意識する
まずは一つ一つの作業が結局何のために実施されているかを理解することです。「この作業は何の仕事の一部分か」を常に意識することで、作業に価値をつけることができます。徹底的に調べる
「仕事」をするためには、圧倒的な知識量が必要になります。他企業やサービスは、どのように価値提供をしているのか、なぜ勝てたのか、その成功法則や、結果の原因を徹底的に調べることです。(余談ですが、私が尊敬している森岡毅さんは、山の中にテーマパークを作る際に「消費者の大自然に憧れる本能を理解する人間になる必要がある」という理由で狩猟免許を取得していました)考え続けること
指示通りの行動に止まるのではなく、どうすればもっと効率的にしかも価値ある結果が生まれるかを考えることです。そして、考え続けることです。
「考えることは最も過酷な仕事だ。だからそれをやろうとする人がこんなにも少ないのだ」by ヘンリー・フォード
「仕事」と「作業」の違いを理解すると、これまで実施してきた作業が、社会やお客様に価値を与える能力を鍛えるためのトレーニングだということが理解できました。そして、こんなにも過酷な「仕事」だからやる人が少ないということも理解しました。
だからこそ、この「仕事」をする人の希少価値が高まり、収入や信頼を集めていくんだなということも頭で理解できたように感じます。(体得はこれからトレーニングをすることで体得します)
ちなみに、この「考えること」という言葉は、大商人の方から25年1月1日に日付が変わってからすぐに連絡をいただきました。
「周りの人が休んでいるときに仕事をする、そうじゃないと、平凡な自分は周りを追い越すことなんてできない」と日頃からメッセージを発信してくださっていますが、その通りに行動されている姿に背筋が伸びる想いでした。
その結果、ありがたいことに私も正月三が日も仕事に没頭させていただきました。
いつも支えてくれる仲間や家族には感謝ばかりです。
2025年は「桁違いの仕事」をするために、やり切った毎日を過ごします。
新年1回目の記事でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆様にとっても、実りある1年にするために少しでも力になれたら幸いです。
今年もよろしくお願いいたします。