“怖かったゲーム”3選
私は昔からホラー映画などが好きな少年でした。
あまりにホラー映画を好んで見ていたので、
母親が心配になり学校の先生に相談した程です。
その影響かどうかはわかりませんが、
ホラーゲーム(ホラゲー)は結構好きで
今でも何故か無性にやりたくなる時があります。
プレイしたソフトの数は決して多くはありませんが、その中でも「怖かった」と印象に残っているものを3つ程紹介します。
ひとつめは
「PS4版バイオハザード RE:2」です。
1998年にPS1用ソフトとして発売された
カプコンの名作「バイオハザード2」の
リメイク版として2019年に登場しました。
1998年当時、
「なんてスゴいゲームなんだ!」
と感動したのを覚えています。
それこそ何周も何周もした思い出のあるゲームですしリメイク版が出ると聞いた時は、
飛び上がる程嬉しかったのを覚えています。
ですが当時は「怖い」というイメージは全くなく
どちらかと言うと「楽しい」という感覚しかありませんでした。
なのでリメイク版も「怖い」という事はないだろう、なんて思っていましたがコレが大間違いでした。
「怖いポイント」として、まずはとにかく
「暗い」んです。
建物の中を探索する時もとにかくリアルに暗くて
この先に何があるんだろう?
なんか飛び出してこねーだろーなー?
みたいな感じで常にドキドキ感があります。
原作はというと、
薄暗い雰囲気を演出してあるものの
「蛍光灯」がついている程度の
明るさはあります。
そしてなんと言っても「タイラント」という
敵の存在です。
コイツはひたすら私達を追っかけてきます。
一定のスピードで無表情、
廊下を歩く「足音」
ドアがガチャっと開く音・・・
特に足音などの
「近くにいる気配」は
かなりの恐怖感を醸し出しています。
コイツが生きているかぎり、
常にドキドキ感、不快感、恐怖感が
まとわりついてきます。
もちろん捕まったら大ダメージをくらいますし、
倒せないというところもポイントです。
動きを止めるくらいはできますが・・・
ストーリーを進めていくと、
そのうち解放されますがそれまでは大変・・・
原作もコイツはいましたが、
こんなに心理的恐怖を与えてくる感じでは
ありませんでした。
どちらかというと
ずっとついてくる面倒なヤツ、
という印象でした。
ですがさすがのバイオハザード、
敵を倒す爽快さ、謎解きの適度な難易度などなど
面白さは最高級です!
ふたつめは
「PS4版零~濡鴉ノ巫女~」です。
オリジナル作品は
2014年にWiiUで発売されたそうですが、
私は全く知りませんでした。
ちなみに読み方は「ぬれがらすのみこ」です。
コーエーテクモゲームス(テクモ)から発売されており、シリーズ作品はたくさんあるようです。
元々、テクモが好きだったのと
ホラゲーを探していた、
というところで「濡鴉ノ巫女」に出会いました。
世界観は和風ホラーであり、
「心理的恐怖」でプレイヤーを追い込んできます。
バイオハザードの敵は「ゾンビ」ですが、
これは「心霊・怨霊」という感じです。
ゲーム内のシチュエーションはいかにも心霊的な
「山」「神社」「寺」「池」などが登場します。
「水」をテーマにした作品という事もあり、
ゲーム内のステージは水没したものが多いです。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、
「幽霊の登場の仕方」も
このゲームの醍醐味ですので
怖いもの好きな方にはオススメです。
そして、敵の倒し方ですが
襲ってくる幽霊を「写真機」で撮影し倒す、
というものです。
これだけ聞くと「おもしろいの?」と思いますが、
意外に敵を倒す爽快さがありますし、
クリティカルヒット的なのが決まった時には
音、演出がかなり気持ちいいです。
ゾンビを倒すのに疲れた方には
オススメのゲームかと思います(笑)
また、ストーリーをひと通りクリアすると
テクモの名作「デッド・オア・アライブ」の
キャラクターである「あやね」が
操作出来るようになるのも魅力のひとつです。
最後は
「PS4版 THE LAST OF US PART2」です。
ノーティードッグが開発し
2020年に発売されたゲームです。
ホラゲーと言って良いのかわかりませんが、
これもかなりエグメの内容でした。
怖いものの対象が
バイオハザード→ゾンビ
濡鴉ノ巫女→幽霊
だとしたら、
このゲームは「人間」です。
もちろんゾンビチックな敵も
たくさん登場しますが、人間も負けないくらい
たくさんでてきます。
このゲームは主人公が愛する人を殺され
復讐の鬼と化すところから始まります。
テーマがそんなダークな感じなので
当然内容もダークになります。
このゲームの怖いポイントはやはり、
「主人公の復讐心の深さ」ではないかと思います。
「もういいんじゃないの?」
と思うくらい復讐しまくります。
敵の1人を追っかけ回し、捕まえるという
シーンがあるのですが
なんと捕まえた後にグロく殺すという
操作をさせられます。
これが非常に辛くも怖いシーンで、
プレイから4年近く経った今でも
印象に残っています。
そしてゲームのアクション的な楽しさはというと
これは個人的に100点満点です!
ステルスあり、銃撃あり、刃物・鈍器あり、
火炎瓶・爆弾、ほかには聞き耳あり・・・
もうなんでもありです。
(聞き耳→敵の位置を探るアクション)
なのでゲームとしてはかなりの楽しさを
誇っています。
敵に気づかれないようにステルス刺しするか、
地雷を設置しながらいくか、
正面突破でガンガンいくか、
やりたいようにできるゲームだと思います。
アクション好きな方にはかなりオススメです。
という事で3作程、紹介させてもらいました。
これ書きながらふと、
「ホラー」とか「怖い」ものに
なんで惹かれるのかなと思いました。
考えた結果、これは少数派かもしれませんが
「なんかカッコイイ」んです。
「13日の金曜日」に出てくるジェイソンや
「悪魔のいけにえ」のレザーフェイス、
「チャイルドプレイ」のチャッキーなど。
ちょっと病んでいるかもしれませんが、
少年の頃には「強く・カッコイイ」しかも
「コイツらちょっと可哀想なところある」
そのへんに魅力を感じていたんだと思います。
でもリアルに幽霊には会いたくないぞ・・・