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#162 読書録 プロダクト•レッド•オーガニゼーションを読んで

こんにちは!けーたです。

今日は珍しく仕事関連の本についてのnote投稿になります。いつもの読書メモというより、完全に自分の為の学んだ事を備忘回です。

その為。いつも以上に偏りがある内容になるので、誰かの選書の参考にならなそうです。まっそんな日もありますね笑

もし、この先を読み進めてくださる人がいたら、普段の仕事で、そんな事を考えている人もいるのね。ふーん。と、軽い気持ちで覗きに来ていただけると嬉しいです。

そもそも、この本との出会いは、尊敬する職場の先輩と1on1をしていた中で紹介された事がきっかけです。

最近読んでる本の中にこんな事が書かれてて、、、という感じです。

ググったり、chatGPTから得た情報ではなく、ある意味スローな情報である本がからの学びが会話にでて来るっていいなと思っております。凄く。

ということで、改めて今日の本はこちら。


全体構成とどんな人におススメか

1、終わりを思い描くことから始める
2、測るもので決まる
3、顧客データをインサイトに変える
4、感情の測り方
5、プロダクト主導型のマーケティング
6、ユーザーを顧客に変える
7、オンボーディングでベストなスタートをきらせる
8、価値を届ける
9、顧客のセルフサービス
10、契約更新と拡大で生涯顧客をつくる
11、プロダクト主導型デザイン
12、ローンチと定着の促進
13、手放すというアート
14、ユーザーが求めるもの
15、ダイナミックなロードマップ
16、モダンなプロダクトチームをつくる
17、行動への呼びかけ

出典 プロダクトレッドオーガニゼーションContentsより参照

これがこの本の構成。ビジネス書ですし、この手の本を取る人であれば、最初から最後まで読む必要はないのかなと思います。

自分の気になった所だけ読むでも極論OKかと思います。

実際自分もこの内容をざっとみて、特に気になる点をメインにそれに関係ありそうな場所を読みました。

その上で、記憶の片隅に残しておきたい項目を、思考のフックとしてnoteにアウトプットしているという感じです。

どんな人におススメか?

プロダクト主導型の組織。ん?それって何かこれまでと違った新しいモノなんだっけ?なんなら自分たちの組織ってプロダクトアウトで開発を正直進めているから既にプロダクト主導型に近いんじゃない?

というイメージを持った方におススメします笑

自分も「プロダクト主導型」と聞いた時、上述のイメージが瞬間的に浮かんできました。

ちなみに、前書きの中にも著者が誰がこの本を読むべきか?を書いております。その誰かは、プロダクト組織における計測、フィードバック、継続的な最適化の基礎を確立し、プロダクト主導型に組織を導きたい人。

ちょっと長くて、ペルソナが浮かびずらいですが、その様です。何かご参考になれば幸いです。

自分が残しておきたい学び

ロードマップはダイナミックである

プロダクトビジョンなどについて書かれているものを読むことはあるが、ロードマップについてきっちりポジションを取って書かれているのは少ない印象。だから、言い切られると、すっきりして気持ちいい。

ちなみに、一部抜粋ではあるが下記の様に書かれている。

・ロードマップに完成はない
・ロードマップは必然的に変更されるので、ロードマップは約束ではないという期待値をステークホルダに持ってもらうことも重要だ

特に二つ目の点は、本当にそう思いました。期待値コントロールってロードマップにも必要だよねと思ったので忘れないように頭に刻みこみます。

NPSの限界とはなんだろうか?

これって自分が立てたことが無い問いだったのでそのまま知識として残しておきたいと思います。

ここでいわれているNPSの限界って、よく言うインタビューで気を付けなければいけない事と似ている。

ユーザーが思っている事なのか?それとも実際に行動として行ったかでは大きな差があるということ。

もう少し補足すると、友人などにこのプロダクトをおススメしますか?はおススメしようと思っている(考えている)のであって過去におススメした(行動)わけではないという事。

この違いを理解せずに、NPSを妄信してはいけない(10段階中の9以上でないと、、、みたいな知識先行では意味がない)と自分に戒めます。

機能病を管理する

この本の中で、縦軸にユーザーの幸福度、横軸に機能の数でとった軸に山なりの曲線が描かれている。

ユーザーは機能がすくないと自分の幸福度を上げる為に、さらなる追加機能を要望する段階があり。

一方、機能の多さが右肩あがりになり続ける事はなく、多すぎる機能では覚えきれずに、操作を記憶する脳のメモリーの負荷が高まり幸福度が下がる。

これは、実体験でも何度も経験しているのでよくわかる。

特に、機能を実装する前は、シンプルな画面にもう少しこんな機能が欲しいと要望がはいる。ただし、実装すると使われない。むしろユーザーの幸福度が下がる。

ではこの本の学びをどう生かすか?答えはユーザーが持っているので、常に自分が開発しているプロダクトに対し、機能実装前後で幸福度が上がった部分は何で、下がった部分は何か?とうことを行動から見極めること。自分にとってはこれが重要。

まとめ

プロダクトを主導型と書かれているが、実際は人間中心に考えて
突き詰めていくとプロダクト自体がユーザーの体験全てを考慮しており、提供価値も環境によってどんどん変わっていく。

なので、クルマのようなプロダクトアウト型ではなく、顧客一人一人に体験価値を上げるプロダクトはどうあるべきか?それを造る為の組織のケイパビリティーを上げる為に考えなければならない論点はなにか?がしっかり書き込まれているので大変参考になりました。

もし日常的に小規模チームでアジャイルに開発を行っているかたがいらしたら、その方にはこの本をおススメいたします。

誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは

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