五月の野草レシピ: イワミツバのペストとセイヨウイラクサのポタージュ
先日参加した、Natuur monumentenの野草摘みワークショップから1週間。
ワークショップで試食して美味しすぎた野草料理を自分でも作ってみました!
4~5月のオランダで手に入るの野草(ハーブ)をたっぷり使った、季節のレシピです。
本日のレシピのお品書き
○Zevenblad(日本名: イワミツバ)のペスト
○Brandnetel(日本名: セイヨウイラクサ)のポタージュ
バゲットも添えて食べると美味です。
野草の摘み方
お天気の良かった日曜の朝、手袋*とハサミとバケツを片手に、目星をつけていた近所の貸し農園の近くの道(森の中のような道)に直行。。!
*セイヨウイラクサは素手で触るとピリピリ痛くて腫れるので(痛み経験済み)DIY用の頑丈な手袋にガーデニング用手袋の二枚重ねの十分すぎる装備で行くと安心です!
ちなみに、茂みに近づく時は、茂みに生息しているダニに噛まれないよう、足首が出ない長ズボン&長め靴下も着用。痛いの&虫が嫌いな私のいつもの装備です。
両野草とも、日陰に生えているので、日当たりの少ないエリアで探していきます。若芽を摘み取ります。
さてイワミツバとセイヨウイラクサの若葉をたっぷり摘んできました。
早速下準備スタート!
野草を摘んだら
大きなボウルに水を張って、まずはイワミツバを水に漬け→しゃばしゃば洗い→水に漬け(休憩タイム)→しゃばしゃば洗い→
そして、アブラムシかな?何匹か頑固に葉にしがみつく極小の虫たちが居たので指の先でエイッとデコピンするみたいに飛ばす作業。。
もう一度水洗いして、ザルにあげ水気を取ります。
続いてセイヨウイラクサ。
触ると痛いのを知っているので、日本人の私の秘密道具…箸を使って作業をしていきます。
こちらもボウルに水を張る→水に漬けておく→
そして一旦取り出す→またボウルに水を張って、今度は箸でセイヨウイラクサの茎をつまんでボウルの中でしゃぶしゃぶをするかのように洗う。
綺麗になったなとおもったら、ザルにあげて水気を取る。
これで下準備は完了です。
では料理していきましょう!
材料
イワミツバのペスト (ジャム瓶 2つ分)
イワミツバ 100g
ナッツ類 100g (ピスタチオを入れると美味しい)
チーズ 100g(パルメザンチーズでもゴーダチーズでも◎)
ニンニク 5粒
酢 1回し
砂糖 大さじ1/2
オリーブオイル 250ml(様子を見ながら)
セイヨウイラクサのポタージュ (4人分)
セイヨウイラクサの若芽 20~30本分
じゃがいも 2~3個
野菜ブイヨンスープ 750ml(固形ブイヨンを750mlのお湯に溶かしておく)
玉ねぎ(大) 1個
にんにく 2粒
無塩バター 少々
クリームフレッシュ 大さじ2
つくりかた
イワミツバのペスト
1. ピスタチオナッツをフードプロセッサーで細かくし、取り出しておく。
2. イワミツバをフードプロセッサーで細かくし、取り出しておく。
3. チーズとニンニクをプロセッサーで細かくする。
4. 細かくしたピタチオとイワミツバをチーズの入ったフードプロセッサーに加え、よく混ぜる。
5. 酢、砂糖を加え、フードプロセッサーを回す。
6. なめらかなペイスト状になるまで、オリーブオイルを加えながらフードプロセッサーで混ぜていく。
セイヨウイラクサのポタージュ
1. じゃがいもを適当な大きさに切り、下茹でする。
2. 玉ねぎとニンニクを粗く切る。
3. 大きな鍋にバターを入れ火にかけ、玉ねぎとニンニクを炒める。
4. 香りがたったら、セイヨウイラクサを入れ、混ぜる。
5. 野菜ブイヨンスープを入れ、下茹でされたジャガイモを入れる。10分ほど火にかける。
6. 火を止め、ハンドブレンダーでよく攪拌する。(ミキサーでも可。その場合少し冷ます。)
7. 最後にクリームフレッシュを入れ、塩コショウで味を調える。
セイヨウイラクサは、利尿、浄血、造血、抗炎症、貧血予防、抗アレルギーといった効用があるそうで、花粉症対策にハーブティーにして飲まれる方もいるそうですね。
私も花粉症対策でドライのセイヨウイラクサのハーブを買って飲んでいましたが、お料理に使えるとなると、もっと生活に取り入れられそう。
花粉症対策にもぜひ試してみてください:)