2022年の庭のある暮らし:パーマカルチャーを取り入れる
こんにちは。オランダのユトレヒト郊外より、庭を眺めながらブログを書いています。
私が庭を手に入れたのは、一昨年の夏から。あの時は、引越しや家の改装で忙しかったので、庭に力を入れ始めたのは去年の夏。
私にとっては人生で初の庭仕事でした。大きいスコップを手にするのも初めてという状態から始め。ラッキーなことに庭のある家で生まれ育ったパートナーは、私たちのアイディアをそれなりの形にしてくれました。。
raised bedを廃材で手作りしたり、前住人が残していったタイルで道を作ったり、太陽光発電パネル付きの庭のライトを取り付けたり、貰ったり買ってきた植物を植えたり。(オランダの冬は長く暗いので、冬に入ってから、常緑の植物を買っておいてよかったなと心底思っています)あと、ぼかしコンポストも始め、ずっと続けています!
去年は手作りのraised bedを1つ使って、家庭菜園にも挑戦しました。去年に種を植えたものは、きゅうり、レタス、白いんげん、枝豆、ごぼう、人参、かぶ、サツマイモ(苗)、オクラ、三つ葉、ジャーマンカモミール。苗から始めたハーブ類だとバジル、パセリ、タイム、セージ、チャイブ。
成功したのは、きゅうりとごぼう、ハーブ類。なめくじにやられたり、発芽をうまくしてくれなかったりで、こうして見つめ直すと野菜はほとんど成功していませんね。笑 きゅうりとごぼうは大豊作だったから気がつかなかった!
9、10月くらいに私たちの家庭菜園1年目の収穫シーズンが終わってからは、Huw RichardsのYouTubeを見て、環境に優しい家庭菜園の方法を学んでいます。オランダと似た気候のイギリスで、自給自足的な家庭菜園をしては、美しく、役立つ情報たっぷりな動画を残してくれています。
彼の方法はパーマカルチャーの方法を取り入れたものなようで、パーマカルチャーの雑誌に取り上げられたり、イギリスとアメリカで本を出版したりしているよう。とにかく、雑草を使ったりハーブを使ったりして、土に優しく、生き物に優しく、限られたスペースでも収穫量を増やすことを教えてくれています。
大好きなHuw Richards、今年はHuw Richardsのやり方をできるだけ真似することを目標にしました!
早速、冬にできること(raised bedにコンポストの栄養液を与え続けたり、近所の落ち葉を集めて植物の周りに重ねたり)はすでにしていて、準備万端です。
今年、主に真似することは
1 年間計画でなく、月ごとに家庭菜園の予定を立てること(予測できない気候に柔軟に対応できるのと、予定を立てるのが簡単になる)
2 空いたスペースには何かしら植えること(限られたスペースで収穫量を増やすためにはこれが大事だそう。受粉役の虫を寄せてくれる花やハーブを植えるでも良し。)
3 種を植えるリマインダーを設定すること(これは2のため。充分な大きさの苗になってから外に植えるから、1の計画見ながら、ばんばん種植えする)
4 ハーブを去年の10倍植えること(ハーブは受粉をしてくれる蝶や蜂を寄せ付けたり、逆に害虫を追い払ったりしてくれる。強い太陽を嫌うハーブも多いから、背の高い野菜の下に植えてあげるとスペース的にも良い使い方。)
Huw Richardsの庭のやり方は、生態系や土に配慮しているから、学んでいてとても面白い。自分の庭から地球環境が良くなって行ったら嬉しいよね。
2022、私たちの庭が、地域の生き物の憩いの場所になりますように。