振り向けば停滞期
順調に減っていた体重が減らなくなってきた。
停滞期である。
急に減った体重に危機感を覚え体重減少を抑える例の機能。ホメオスタシス機能というやつらしい。太古の昔からの体の機能。
そりゃ昔は大切な機能だったろう。昨日食べられたからといって今日食べられる保証のない時代。体重が急に減っても何とか生きていく機能。
そうだね、大事だね。大事だけど今いらないね。分かって欲しい。何なら今の時代、急に増えた体重を抑える機能があった方がいいと思う。過度な肥満は病気になりやすいからね、そろそろ方向転換を考えて欲しい。考えるだけじゃなく実行して欲しい。
ホメオスタシスに色々お願いする妄想をしながら、私は考えた。 食事管理、運動。こんだけやってるのに痩せないなんて辛すぎる。やっぱり私にはダイエットなんて無理なのかな、やめちゃおうかな.....などと悩める乙女心全開の51歳主婦。
しかし、ここでやめたら2ヶ月やって来たことが無駄になる。無駄にするのが大嫌いな節約魂が湧き出て(主婦歴32年)決断。朝晩のご飯をプロテインだけにしよう‼︎ ナイスアイデア‼︎
という事で、置き換えを開始。1週間で挫折。早い。 もう、食べ物の事しか考えられないのだ。四六時中。 頭の中は食べ物。で、抑えきれずに食べちゃう。あかんやん。意味ないことしすぎ。置き換えは諦めて考えた。
結果、今までの食事管理、筋トレを継続する事に。 この方法で6キロ痩せたんだ、このまま続けよう、そう決めた。すると1ヶ月ほどでまた体重が落ちてきたのである。 大正解。体というのは不思議なもので、体重は落ちなくても筋トレで体型はしっかりと変化する。それが心の支えだった。
本当は体重をあまり重視しない方がいい。 首から体重書いたプレートを下げて歩く事が義務付けられているわけじゃなし。私が500グラム増えた所で誰も気付きはしない。それよりも好きな服が綺麗に着れる方を重視した方が楽しい。こう思うようになるまでには時間がかかったな....。
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