父:医療について考えさせられる
自宅に居る時の父は、整形外科と泌尿器科に通院していました。
が、
「整形外科で痛み止めをもらっていた」というので
お薬手帳を見るとなぜか尿酸値を下げる薬だけを
処方されていて。
何の病状でどう治療が必要なのか、そもそも
治療が必要なのか全く分からない状態です。
整形はとりあえずリハビリデイサービスに行っているので
泌尿器科の情報を整理することにしました。
泌尿器科の通院をやめて2か月。夜トイレにおきる
回数が増えたからどうにかしたいという父。
処方されていた薬が無いせいなのか、何なのか
私にはまったく分かりません。
そこで泌尿器科に行き、父がアルツハイマーで自分の
状態を説明できないので、
1:診療情報提供書の作成
2:可能な範囲で現状と今後必要な事
を教えてほしいとお願いしたところ、1はOK&2は
本人不在でいいから診察に入ってくれという事で
診察室に入った私と医師の会話です。
医師「この1年ですね、初期の前立腺肥大で
通っていましたね。」
私「これはこちらではなくても継続的に通院して
検査や投薬の相談などする必要があるのでしょうか。」
医師「うーん、人によるかな。」
私「今2か月薬を飲んでいないのですが、どういう症状が
出ていたら病院に急いでいくべき等ありますか?」
医師「うーん、個人差があるからね。ま、紹介状書くよ」
私は医療に関する知識もないし、泌尿器科に行くのも
初めてです。そもそも患者の家族としてどこまで医者に
話を聞いていいのかというお作法も理解していないです。
でもこの会話の為に診察料を取られたことは
納得できません(笑)
「たとえ家族であっても話せない」
「紹介状先との関係もあるからこちらから
何も言えない」
など、理由があるなら教えて欲しかったです。
先度ほど会話、どうつなごうと目を泳がせて
左側にあるPCのモニターをふと見たら
全然知らない人のカルテとレントゲン写真が
がっつり映っていて。
そんなもの見ても私何も分からないんですが、その瞬間に
この病院の患者へのスタンスが分かった気がして
「失礼します」と部屋を出ました。
過去の情報があれば今後の受診に役立つと
思って訪れた泌尿器科でしたが、
何の意味もない時間でした。
ただ、こういう病院もあるので病院だから
何でも信頼できるわけではないということを
学べたのは良かったです。