HSPさんが『ぐいぐいさん』に負けないための3つの方法
スキかみさま、ごきげんいかがでしょうか。
さて、みなさまは、【ぐいぐいさん】とはどういうお付き合いをしていますか?
昨日は他社の営業さんとお話しする機会があったのですが、
さらさん、退職するの?イラストかけんの!?webつくれるの?ウチのページつくってよ!まだ事業届だしてないっしょ?個人だから請求書の額多めに書けるよね!?
ぐうの音も出ないくらいたたみかけられ、絶賛気が重くなっております。
初対面なのにどうしてここまで言えるのだろうか…いや、これはかぎりなく冗談に聞こえない冗談なのか?
あぁ〜内心ドン引きなのに、顔に笑顔の能面を貼り付けてる自分のあんぽんたん…!
自分を責めても責め足りません…(一人でクッション相手に悶絶中)
いや、ここで平常心を失っている場合ではありません、そやつはきっと今頃無茶なお願いしたことも忘れて、美味しいモーニングコーヒーでものんでるはずだ…!
そんな人に心を振り回されないように退職するというのに、処理できないようではこの先やっていけません。
事前の対処法を考えていきたいと思います。
初めに対処法を考えておけば、切り返しもしやすいと思うので、
頼まれたら断れないよ…
断って嫌われたらどうしよう…
悪い人ではないしなぁ、関係がギスギスしたらどうしよう
と悩んでいる方にぜひ読んでほしいです。
0.断れたら、苦労はしない
HSPさんは何かを頼まれたら、それを聞いてあげないといけないのでは!?というなぞの脅迫概念に駆られる。
しかも、断っても、
悪いことしたかなぁ、
聞いてあげれば良かったかなぁ
となぜか断られた方ではなく、断った自分の心が痛むという厄介な気質を抱えている人が多いように思う。
(はい、私がそうです!)
その、断れない性質を『ぐいぐいさん』は匂いで嗅ぎ分けているのか、そういうにおいをしてるひとがいたら真っ先に狙ってくる(もしかしたら見境なくぐいぐいしてるのかもしれない)
そういう人たちが周りにいると、とても疲弊してしまうし、自分や自分の大切な人に使うはずの時間がどんどん奪われる。
何かをしてあげることについて否定することはまったくないのだか、『ぐいぐいさん』は社会や他の人のためではなく自分のためだけにお願い事をしてくるので(こういう人たちをテイカーと言うらしい)、こういう人の言うことを無理に聞いて自分自身をすり減らすのは非常にもったいない。
HSPさんは、社会の役に立ちたいと思っている人が多いので、人の役に立ちたいという自分の気持ちに正直になるならば、『富』を自分でホールドしてしまうテイカーさんたちの言うことを聞いている場合ではないのだ。
しかし、そう言う人だからとキッパリ断れたら苦労はしない…!(切実)
1.断っても良いという『自分』との約束
HSPさんのみならず、なかなか断れない人の多くは、頼んできた人や頼みごとよりも、『頼まれたらやらなければ!』という自分から自分へ圧力をかけていることはないだろうか。
心療内科の先生によく言われることなのだが、
あなたは断ってもいいんですよ。
いや、でも悪く思われたり、きらわれたら…
要は断り方の問題です😌
そう、断ること=悪という自分の断ることに対してのマインドブロックを壊さないと、進めないのだ。
これは、相手の問題というより、まず自分自身と向き合うことが大事だ。
都合の悪いことは、断わったっていいし、そのことでどうこう思われると気にしなくて良い。
断られてどう思うかは相手の問題で私がどうにかできる問題でもない(先生にも突っ込まれた…)
自分や自分の大切なひとのために、断るぞ!と、自分と約束しよう。
2.とりあえず先延ばしにする
ぐいぐいさんは、物量で相手の思考を止め、ペースに引き込んでくるのが常套手段なので、相手のペースに飲まれないようにする。
拒絶するのではなく、あ、ちょっと考えさせてください〜といってさっくりフェードアウト。
おなじ空間に二人きりでいないこと、時間をずらして被らないようにすることも大事かもしれない。
そういうひとは相手に伝わるかどうかよりも自分の言いたいことをマシンガンのように伝えてくるので(取りこぼしたとしてもまた言うてきはる…)
情報物量に飲まれないようにかろやかに回避、もう全部を理解しようとしなくて良い。
勘違いしてほしくないのは、相手を拒絶しているのでなくてあくまで避けて後で返事しますということ。
そうそうに『はい(;`—´)ゞ』と言わないように踏みとどまろう。
3.『聞く』だけにとどめる
あまりにもぐいぐい距離を詰められてしまったら、客観的にヒアリングをする。
ヒアリングして、聞いた内容をメモか文書としてまとめ、『すみません、この案件をこなす時間のリソースがありません。』と伝える。
(べつに家族との時間に忙しくてリソースが足りないのでも全然構わない)
次がミソなのだが、
このまとめたヒアリングメモを差し上げますので、違う人に頼んでください。
と、まとめた労力・メモを依頼受注にすり替える!
断ったのではない、すり替えただけ!
断らなければ、HSP気質のひとが断った時に自分の心を痛めることもない。
自分の心に優しい断り方(妥協案)をアレンジしてみてほしい。
私もこれから一人でやっていかないといけないので、何でもかんでも引き受けてたらパンクするなぁと思い自戒も込めて。
勝たなくていいから、負けずに共に頑張りましょ!
私が仕事を辞めるまで、あと18日。