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選択

「人生は選択の連続である」
シェイクスピアの遺した有名な言葉だ。
今までの人生を振り返ると"どの学校に進学するか"といった大きな選択から"朝食を何にするか"なんて小さな選択まで沢山の選択をしてきた。

ただ、人生とは非情なもので上に挙げた人生の選択は必ずしもその願い通りになるとは限らない。運に恵まれない、自分が幼くて対処できなかった、努力が報われなかった…。
これを書いている僕も当然そんな経験をしたし、読んでいるあなたも思い当たる節があると思う。

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性格の悪い僕はあなたが選んできた叶った選択、叶わなかった選択そのどちらもそのままでいてくれてよかったなと思ってしまう。

僕が今までの選択をするだけじゃあ駄目なんだ。僕とあなたが、そしてあなたに関わる全ての人々が最適な選択をしてくれた事であなたと関わる事が出来、こんなにも魅力的なあなたが存在しているのだから。

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内情と理想に挟まれた言葉が溢れているあなた。
そんなあなたの隠す羨望をはらんだ瞳から不徳を抱えた唇まで余さず見せて欲しい、そしてそこに僕の匂いや跡を残してしまいたい。そんなわがままな欲望を持たずにはいられないよ。

あなたの選択に僕がいて、
そしてその選択があなたにとって愛すべき結果となりますように。

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