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新卒という身分を捨てて、JICA海外協力隊へ進んでみた


こんにちは。遠藤暁(@str_se)です。


さて、このnoteでは「大学を卒業して青年海外協力隊になったぼくが伝えたいこと」を書いていきます。

4月になって新社会人として、新たな生活を始めた人も多いんじゃないかと。まぁコロナの影響でまだ仕事が始まっていなかったり、なかには入社を取り消しされたり、いろんな境遇の人がいると思います。


日本だと、「大学卒業→就職」という流れが一般的であり、普通。実際ぼくの大学の同級生たちもほとんどが就職。いまはほとんどが社会人として働いています。 

そんななかぼくは、新卒という肩書を捨てて青年海外協力隊になりました


大学を卒業したら就職

という流れが日本において「一般的」というのであれば、ぼくが選んだ道は側から見たら「普通じゃない」ということになりますね。

 

✔️他の道を示したかった


ではなぜ「普通ではない道」を選んだのか。答えはシンプルで

一般的な流れに身を任せるなんて面白くない
大学卒業後は、就職だけがすべてじゃない

と思っていたから。

 

当たり前なんですけど、大学卒業後の進路は就職だけではありません。でもそれってもうみんなわかり切ってること。

誰もが知ってることをただ言ったところで、誰も耳を傾けてはくれないなと思ったんです。


だからこそ、自分が就職以外の道をえらんで実際に進んでいくことで、「就職以外に道がある」というセリフの説得力が増すなと思ったんですよ。


周りのみんながそうするから、なんとなく就職

お金を稼がないといけないし、とりあえず就職


こういった決断って、なんかもったいないなーと思うんですよね。だから、まず自分が就職以外の道に進んで「大学卒業後は就職することがすべてじゃない」ということを示していきたかったんです。


✔️ラッキーによる部分もある


とはいえ、最初から「自分が他の道を示すんだ!」なんて思ってたわけじゃありません。ぼくは物心ついたときからサッカーしかやってこなかった、ただのサッカー小僧。

プロになることを夢見ていたんですが、いざプロという道を諦めてサッカーを引退したとき、自分が将来なにするかは決めていなかったんです。というか、シンプルにやりたいことがなかった。

 その時点では、ぼくも周りのみんなと同じように就職して、普通のサラリーマンとして働くんだろうなぁと思っていたんです。


でも大学3年次にたまたまJICAの短期ボランティアを経験する機会があって、その瞬間から「国際協力って面白いやんけ!」と思うように。

そこから「国際協力に関わっていきたい」と思い始めたわけです。


 

そして短期ボランティアを経験したときに、せっかくだから2年間の長期ボランティアもやりたいなと。卒業したら長期ボランティアになりたいなと。

 そこで初めて「周りはほとんど就職するけど、自分は他の道に進むのもアリかな」と思ったわけですね。

 

そして、現に就職じゃない道を選んでここまできたことで、いまの学生のひとたちにも「大学卒業後は、就職以外にも選択肢はあるよ!」ということを示せればいいなと思います。

 

✔️就職を否定してるわけじゃない


一つ言っておきたいのは、就職を否定してるわけじゃないです。「就職がすべてじゃない」「他にも選択肢はある」ということを知ってもらいたいだけ。

いろんな選択肢があって、自分なりにしっかり考えた上で、その中から就職を選んだなら全然いいと思います。でも他の選択肢なんてなくて、それ以外の道をなにも知らないまま、なんとなく就職という道を選ぶのはもったいないなと感じるんです。

いろんな道があることを知って、そのなかから本当にやりたいことを見つけて欲しいですね。 

 

海外へ留学するのもいいでしょうし、ぼくみたいに協力隊になるのもいいでしょうし、NGOとかでインターンしてみるのもいいでしょうし、起業するのもいいでしょうし。
いろんな選択肢を持って、その中から自分のやりたいことを見つけてほしい、そんな思いを込めてこのnoteを書いてみました。


新卒という「肩書」には何の価値もありません。就職以外の道も、考えてみてもいいかもしれませんよ。

それでは今回はこの辺で!


 

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